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    秋月蓮華

    @akirenge

    物書きの何かを置きたいなと想う

    当初はR-18の練習を置いてくつもりだったが
    置いていたこともあるが今はログ置き場である
    置いてない奴があったら単に忘れているだけ

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    秋月蓮華

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    構え構え構えがお題だったので
    にゃおき、あくた、ハワ、猫、ぽさまで

    『にゃあ』
    直木三十五が小説を書いていると図書館猫の雌黒猫、スミが直木の膝の上に乗ってきた。直木は分館の椅子に座り、原稿用紙を机に広げて書いていた。
    「スミ。構ってほしいのか」
    猫ってそういうところがあるよな、と直木は執筆の手を止めて顎を撫でてやるとスミは器用に膝の上に丸々。
    「仕方ねえな」
    そのまま執筆を再開しようとしたが、
    「ナオキ」
    ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが皿の上に切った桃と梨を持ってきていた。
    「ハワード」
    「間食。きました。もってきました」
    「ありがとな」
    「直木さん。金木製のお茶を松岡に入れてもらったから一緒に飲もうよ」
    ラヴクラフトが頭を撫でてほしそうだったので直木が撫でていると芥川が嬉々としてティーカップを二つとティーポットを持ってきていた。
    「お茶」
    「秋って感じだよね。直木さん、僕も頭撫でてほしいな」
    「あくたがわ」
    「いいじゃない。僕だって撫でてもらいたいもん」
    身長百八十センチ程の芥川がもんとか言うのはシュールとなりつつ
    「貴様ら! ナオキが困っているだろう。スミは例外だが困らせるな」
    『にゃあ』
    ポーがティーカップを二つ持ってきた。
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