酒飲み🥓🧀 🔪チバトルロワイヤル「もし、仮にだ」
ホルマジオがワイングラスを軽く揺らしながら話し出す。また始まった、とプロシュートはカウンターを拭きながら思った。
「それよりテメーでこぼした始末はテメーでつけてほしいんだがな」
先ほどホルマジオが倒したグラスからカウンターに溢れた赤ワインはプロシュートの持つをタオルを赤く染めている。倒した本人がゲラゲラ笑うなか、プロシュートは自分のスーツにシミでも出来たらたまらないとバーテンダーから渡された布巾を受け取らざるを得なかった。
「なあ、続き聞きたくねぇか?」
「それよりありがとうとかすみませんとか、感謝や謝罪の言葉は教わらなかったか?」
「オメーはいい奴だなあって思ってるぜ?一緒に飲みに来たのがお前で良かった。他のやつならこうはいかねえよ。たとえば」
1866