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    side_Is6

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    病み上がりに素●させるプレイ

    pas:泣かせねェ の原作話数英数字

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    recommended works

    InkLxh

    DONE3月、通販申し込みしてくださった方にお付けした無配でした。
    桜と師弟。
    薄青い空を、幼い子が見上げている。
    空には細やかな桜の花弁が散り、風を受けている。小黒は私の見ているところで、私を見ず、只、空を見ていた。
    人の手の行き渡らない自然のはざまで生まれ、育った時間は決してすべてが柔らかく穏やかなものではなかっただろう。けれど今、大木から降り落ちる桜を見つめる瞳は世界の小さな美しさを捉え、硝子玉のようにかがやいている。それをあの子はどう思っているのだろうか。倖せだと、感じているだろうか。
    その瞳を覗き込みたくなった。桜という、私からしてみればもう何度見たか分からない、季節の象りを前にしてかがやく魂を、遠くから見ているだけではきっと飽き足らない。私の心にはそういう、たまに現れるしたたかな欲があった。あの子と過ごすようになって、まろみのある指を握り起き、眠ってを繰り返す毎に、欲は確かなものになっていった。

    あの子が生きている歓びを感じているとき、そばにいたい。
    あの子が見つめ、感じるものを、私も見て、なにかを思いたい。

    そんな風に思っては、こうして季節の巡るときに、小黒と外に連れ立ち、見慣れた光景を見てはそこにいるあの子のたたえる笑みの暖かさを身に沁みさせ、 958

    Eleven_dq10

    DONEキスの日
    煉炭 杏炭
    日差しがたっぷりと降り注ぐ庭、煉獄家3人分と自分の洗濯物を洗い終えた炭治郎は、真っ白にはためく洗濯物を見て、よしっと呟いた。
    今日はいい天気なので乾くのもきっと早いだろう。
    庭の草むしりなどは普段千寿郎が、部屋の掃除は槙寿郎がやってくれている。
    煉獄の姿を探すと、縁側に出る部屋の柱に身を持たせかけて、炭治郎へ慈しみの目を向けて佇んでいた。
    「煉獄さん!」
    「洗濯物をありがとう炭治郎」
    庭へと下りた煉獄に走りよった炭治郎は、いいお天気なのでついたくさんしてしまいましたと笑う。
    「手伝わなければと思いつつも、すまない。見とれてしまった」
    「煉獄さ…」
    「まるで君がこの俺に嫁いできてくれたかのようで、錯覚を起こす」
    「煉獄さんさえ良ければ、俺はあなたの妻になりたいです」
    片腕も効かないし、痣ものでいつ果てるとも知れぬ命ですがそれでもいいならと微笑む。
    「俺こそ片目も見えぬ男だ。けれどお互いになにも支障はないな!無理をしてはいけないが、君はこれ以上ないくらい頑張っているし…俺は君が好きだ」
    洗濯物が風にはためく音、不器用ながらも真っ直ぐな言葉に炭治郎は目を丸くし煉獄の言葉に口元を綻ばせる。
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