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    にっつ

    ぜんねずのSS

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    にっつ

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    原稿の合間に書いた一発書きの話です。ワンドロ。付き合ってる現パロぜんねず。急に終わりますごめんね!後半手癖。

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    にっつ

    MOURNING完成できなさそうなぜんねずを置いておきます。
    去年のハロウィンに書いていたけど、今年も間に合わなそうなので供養です。

    ※ダークファンタジー
    ※大正軸でも現パロでもない
    ※なんかちょっと暗い

    途中でいきなり終わります!😂
    (仮)in the dark薄暗い森のその奥に、ひっそりと佇む洋館がある。そこには肌の白い美しい魔女が住んでいて、一度そこに足を踏み入れたら、二度と帰れない。

    それが、この村に昔から伝わる噂話だった。



    善逸は持っていたリンゴを齧りながら森を歩いて帰路につく。じきに収穫祭だ。善逸の育てているリンゴも今が旬で、赤くつやつやとした皮と、蜜がたっぷりと入っている実は甘い。肩に担いでいた籠が重くて切り株に腰掛け、休憩がてら残りを食べる。村で毎年行われている収穫祭は、採れた食べ物を祝うとともに、悪霊を追い払うのが村のしきたりとなっている。

    「月末だったよなぁ、確か」

    善逸が一緒に暮らしている祖父の慈悟郎が、そろそろ準備をしなければならないと言っていた。森で調達できるものがあるので、善逸は草や枯れ木を踏み分けながら森の奥へ向かう。鬱蒼とした森は方向感覚がわからなくなるため、幹のところどころに印をつけている。森から村へ帰れるように、その布の目印を確認しながら歩いていく。
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