Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ゆずる

    タイムラインに流すにはしのびないけど供養はしたいのとかを放流するところ
    いかがわしいのも流す。

    ☆quiet follow Yell with Emoji ✌ 🏆 🎊 🍎
    POIPOI 42

    ゆずる

    ☆quiet follow

    こへにょ金。
    転生現パロにょたネタというてんこ盛りでお送りしています。ほぼほぼ自分用覚書

    #こへ金
    small

    Tap to full screen (size:2286x3252).Repost is prohibited
    😋😋😋👏👏👏❤❤❤🙏☺👏💚💙💘💯💖💕❤❤😋😋💖💖👏👏👏👏☺💖🍑
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    yuki_no_hate

    DOODLEWebオンリーこの傷痕ごと愛してくれ 弍 参加中です。
    短編小説①
    会話も何もかも同僚視点で語られる話です。
    水木が消えた話ある日唐突に水木が消えた。
    何かの比喩ではなく、文字通り消えてしまった。

    朝の事だ。出勤したら普段は誰よりも早く来て仕事を始めている水木の姿はなく、こんなに遅いとは珍しいとそんなことを思いながらいつも通りに過ごしていた。
    だが、水木は始業時間を過ぎても来なかった。どうしたことかと思っていると、見知らぬ男が慌てるように室内に入ってきて俺に挨拶をしながら水木の席に腰かけていそいそと仕事の準備を始めたではないか。
    もしかしたら部屋を間違えている新人かもしれないと思い、声をかけてみると隣席の男はキョトンとした顔をして、それから大声で笑った。そしてこうも言う。

    元から僕の席はここですよ、と――

    思わず耳を疑った。つい先日まで水木が座っていた席にも拘わらずここは自分の席だと宣う男は一体何なのだと思った。ふざけるのも大概にしてほしい。そんな言葉が口から出かかるが目の前の男かが嘘をついているようには見えず、それどころかそう言われてみればそんな気がしてしてきている自分がいて、どうにかなりそうだ。
    2898