單人睡袋車子發出嘎啦嘎啦的聲音，一邊以令人不安的速度停了下來。
「開不動了，可惡！」
「一定是剛剛為了躲野獸撞到的那一下，現在修理也來不及進城了。直接在這裡睡一覺吧！明天早上我再來修理。」
狗丸看了一眼暗下來的天色，拍了拍看起來已經有些疲憊的虎於肩膀。
野外露宿對他們來說是家常便飯，虎於便沒有反對。他們點燃了柴火，架起簡單的帳篷，在裡面鋪上兩條睡袋。
溫差極大的夜晚光靠這點東西還是難以禦寒，狗丸想到上次虎於強撐著面子發抖也不說，這次便主動提議。
「這地區晚上降溫很多，我們要不要擠一個睡袋？」
「一起睡？」虎於下意識提高了音量，熱意微微爬到臉上，「你要和我一起睡嗎？」
「對啊。」
狗丸側躺著注視一臂之遙的搭檔。
躺在睡袋裡的虎於也轉身面向狗丸，沒有打算要放過這個機會，立刻將睡袋拉開。

ハルシャルはらすめんとその日、屋敷の縁側でなんぞ溜息を吐いてぼんやりしている、屋敷主の弟子である青年が居た。
どうも今朝方「チィ」と喧嘩をした――というか一方的に乙女心を悪戯に揺さぶるような事でも言って怒らせた――らしく、妹分だと親しくしてきた娘から大きな紅葉を頬に頂いてしまったらしい。
ひりひりと痛む頬を治療もせずそのままにしている時点で、反省の色は見えるが、「何故」が分からない辺りがまだまだ朴念仁。
人生経験の浅い少年という面があるということなのだろう。

チィの世話が第一の使命、己の存在理由である。
だが仲間を認識する程度の知能はあるのと、チィがムネチカと出掛けている以上、彼女の世話が今は必要ないという理由の複合から、凹んでいる仲間を慰めるというモードに判断が切り替わった。