最近の検索
    ログインするともっと絵文字を送れます
    持っているアカウントではじめる

    みしな

    落書きとかポイポイしてます。
    ジャンルもカップリングもごった煮です。

    ☆こそフォロ 絵文字で応援する 💖 👓 🍊 👏
    ポイポイ 32

    みしな

    ☆こそフォロ

    ハジメ先生

    #ポップンミュージック
    #ポップン
    #ハジメ

    タップで全画面(原寸:1000x1000)無断転載禁止
    👍☺☺❤
    リアクションをたくさん送って応援しよう!
    作者からのリプライ

    同じタグの作品

    おすすめ作品

    高間晴

    かきかけチェズモクの話。あとで少し手直ししたらpixivへ放る予定。■ポトフが冷めるまで


     極北の国、ヴィンウェイ。この国の冬は長い。だがチェズレイとモクマのセーフハウス内には暖房がしっかり効いており、寒さを感じることはない。
     キッチンでチェズレイはことことと煮える鍋を見つめていた。視線を上げればソファに座ってタブレットで通話しているモクマの姿が目に入る。おそらく次の仕事で向かう国で、ニンジャジャンのショーに出てくれないか打診しているのだろう。
     コンソメのいい香りが鍋から漂っている。チェズレイは煮えたかどうか、乱切りにした人参を小皿に取って吹き冷ますと口に入れた。それは味付けも火の通り具合も、我ながら完璧な出来栄え。
    「モクマさん、できましたよ」
     声をかければ、モクマは顔を上げて振り返り返事した。
    「あ、できた?
     ――ってわけで、アーロン。チェズレイが昼飯作ってくれたから、詳しい話はまた今度な」
     そう言ってモクマはさっさと通話を打ち切ってしまった。チェズレイがコンロの火を止め、二つの深い皿に出来上がった料理をよそうと、トレイに載せてダイニングへ移動する。モクマもソファから立ち上がってその後に付いていき、椅子を引くとテーブルにつく。その前に 2010