幸福なキス（クリテメ）「貴方に触れてもよいでしょうか？」
真剣な眼差しで彼が問う。
先日、彼から想いを告げられた。好きだとそう言われた。一時の迷いだと切り捨てることができぬほど、彼は真剣で。そして私もまた、彼のことを好きになっていた。
恋人、となったのだろう。恋人とはなにをするのか見当はつかぬが。恋い慕う相手とこうして逢瀬を重ねるだけで私の心はひどく満たされていた。
夜の教会での逢瀬。月明かりに照らされたステンドグラスの前でクリックに問われる。
触れる。そうか、触れてもよいのか。手をそっと握りあう。汗ばんだ手。自分とは違う、所々に硬い豆がある剣を握る剣士の手。指先を絡めあって。ふと、目が合う。
クリックの瞳がテメノスを捕らえる。深い深い海の色のようにも、どこまでも澄んでいる空の色のようにも思える。目の前の彼の青が徐々に熱を帯びていく。その瞳に映る自分も情欲に塗れた顔をしているのが分かる。

【日影】时空裂缝12岁的日向和26岁的影山相遇的小故事

【11:27】
“这位先生，确定不要裱花是吗？”蛋糕店员捧着只淋了巧克力酱的光秃秃蛋糕胚再次询问。
“是的，我不喜欢奶油。”影山咬咬牙。
既然不好好吃蛋糕奶油全拿·来·浪·费了的话不如不要加了，“Happy Birthday”也只需要印字巧克力牌不必用奶油写，有的吃就很好了日向大呆子！
回想起去年日向生日那天被折腾的记忆，影山前胸后腰还隐隐发麻，所以这次坚决不肯让日向跟着一起出来买蛋糕。
“那个，请问有排球的装饰物吗？”
“有的，现在排球运动可是非常火热呢。那先生，加上排球装饰就给您打包了？”
“嗯。”影山选手向上托了托墨镜。

生日刚好碰上休赛期，日向说愿望就是想回老家和家人们一起过。