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    shinashi_natuka

    @shinashi_natuka

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    shinashi_natuka

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    (🅱️と🎤👑のクロスオーバー注意)
    猫になった໒꒱ちゃんと🌸ちゃんの話
    ……の🦊໒꒱と💛🌸編。🦊໒꒱がメインで、💛🌸はおまけ程度。
    続きをね、書きたくなってしまったんですよね。
    他の🅱️໒꒱や👑🌸は気が向いたら。

    登場するのは、健つばとレン春のみ。
    -----------------------
    〝つばさが、俺にだけ気を許してくれない〟とは、健十の最近の悩みだった。
    ST☆RISHのメンバー、愛島セシルの手違いで猫になってしまったつばさを、熾烈な話し合いの末にTHRIVEの部屋で保護をするということになってから、早くも四日が経過した。
    その間、悠太や毎日夜遅くまで部屋を訪れるようになったメンバーに対しては、抵抗することなく……それでもかなり申し訳なさそうに、遠慮がちにではあるけれど……膝の上に乗せられたり、抱っこされたりして。それに剛士に対してだって、彼の膝の上に乗りながら二人が共通して好きらしいアーティストのMVを観ている姿を見かけたことがある。
    それが、健十相手だとどうだろう。抱っこや膝の上に乗せようとすれば、途端驚いたようにその手をすり抜けてしまうし、なんなら他のメンバーよりも距離を取られている場面さえある。健十がリビングに入ってくれば、それを認めた途端つばさはソファの隅に置かれたクッション……そこが彼女の定位置になっていた……から下り、部屋の隅の方にいってしまう。逃げなくてもいいのになんて引き止めるけれど、最終的には「ケンケン! つばさちゃんをイジメちゃダメでしょ!」の悠太の声と共に彼の手によって連れ戻されて。行き着く先は、やはり悠太の膝の上だ。別にイジメているつもりはないだけに、不服なわけで。
    「嫌われてんじゃねェのか」なんて、剛士には笑われるけれど。撫でさせてはもらえるから、嫌われているわけではないはずなのだ、多分。
    心は人間といえど、今彼女は猫の体をしているわけで。嗅覚が鋭くなってしまっているから、普段使いしている香水やアロマが彼女にはキツいのかもしれない。そう考え、天然素材が原料の優しい自然の香りのものに変えたり、使用を控えてみたりしたのだけれど。しかし、結果は何も変わってくれなかったわけで。
    『見て見てー! つばさちゃん、すっごく可愛い♡』
    Bプロメンバーのグループトークに、そんな一文と共に流れてきた、悠太の膝の上に乗せられうさ耳パーカー付きのキャットウェアを着せられたつばさの写真に溜息を吐いてしまうのは、そんな経緯があったからであった。
    確かに可愛いし、羨ましいことこの上ない。
    「元気ないみたいだね、ケンティ」
    スマホを覗いていれば、ふと影が落ちて。顔を上げれば、そこには神宮寺レンが立っていた。
    ここ最近、B-PROJECTとST☆RISHの共演が増えてきている。今回は、健十とレンがダブル主演を務める恋愛ドラマの、宣伝インタビュー記事とそのグラビアの撮影だった。
    「そんなに溜息ばっかりで、撮影大丈夫?」
    「……公私を混同するほど子供じゃないから、大丈夫だよ」
    プライベートの悩みはプライベートまで、仕事には持ち込まない。健十とて、そこまで腐れてはいない。それに、それで仕事を疎かにしてしまっては、それこそつばさに嫌われそうだ。
    「そういえば、そっちのレディはそれからどう? 体調とか、大丈夫そうかな?」
    「……ん? あ、ああ、うん。色々と、不便そうではあるけどね。そこら辺は俺達でカバーできてるし、大丈夫だよ」
    JOINの画面を閉じて鞄にしまったと同時、それまで頭の中に浮かべていた彼女の話を振られて健十は思わず言葉を詰まらせる。動揺を悟られないよう、すぐに持ち直しはしたけれど。
    「ならよかった。元は、うちのセッシーがまいちゃった種だしね。何かあれば、事態が悪化する前にオレ達の誰かに連絡をくれればできるだけのことはするから」
    「あ、ああ。その時は頼らせてもらうよ」
    普通に返事が返ってきたからバレてはいないだろうと思ったけれど、そこはそれ。レンが、自分と〝同種〟であることを健十は知っている。その洞察力が、時に厄介なものになることくらい。
    「ところで……その反応から察するに、ケンティの悩みはつばさちゃんに関することかな?」
    案の定、次に返ってきた言葉に健十はバツが悪そうに目を逸らす。それが逆に肯定の意味を持ってしまう行動だということくらい、健十が一番よく知っているのだけれど。
    面白そうなからかい顔に腹が立つのは、健十のこの悩みが割と真剣なものだからだろう。
    「それは……こっちは、俺とつばさの問題だから」主に健十の、ではあるけれど。レンのその笑顔に、いい予感がせず誤魔化して。しかし、誤魔化しきれてはいなかったらしい。
    「結構深刻なんだろ? でなきゃ、仲間から送られてきた彼女の写真に溜息吐いたりしないからね」
    「…………勝手に見るなよ」
    覗き見防止の画面フィルターは、そんなに薄かっただろうか。睨み付けるけれど、レンにそれ程までダメージを与えられなかったようだ。
    「オレでよければ、相談に乗るけど?」
    面白そうな顔で言うその言葉に信憑性を感じられず、健十は思わず眉をひそめる。
    「楽しんでるだろ、レン?」
    「まさか。オレが、人の悩みを嗤う人間だと思う?」
    「………………」
    少なくとも、今は。口に出しはしなかったけれど、顔には出ていたらしい。ひどいなケンティ、とレンは笑う。
    「純粋な善意だよ。それに、ケンティにはハニーとの時お世話になったからね? その御礼だよ」
    「ハニー、ね……もうそこまでいったんだ、春歌ちゃんと?」
    以前、レンが春歌との関係に思い悩んでいた時手を貸したのはいつだったか。いつの間にやら恋人関係に進展し、彼女のことを幸せそうに〝ハニー〟と呼ぶレンに自慢さえされているような気がして。いや、彼は全くそのつもりはないとは思うのだけれど、そんな気がして。それに対しての、中々つばさとの関係を進展させることができていない自分の思い切りの悪さに苛立つのもまた、事実だった。
    自分はこんなにも臆病だったかと疑問に思う時もあるが、〝相手がつばさだから〟という理由に他ならないのだろう。
    「それで? 悩める子狐ケンティは、つばさちゃんとのことで何を悩んでいるのかな?」
    やはり面白がっている節もあるのであろうレンの言葉に、「誰が子狐だよ」と返しながらも。健十はその一本の蜘蛛の糸を掴むことにして、重い口を開いたのだった。

    ~*~*~*~

    ただいま、と玄関扉を開けても返事をする声は聞こえてこない。悠太と剛士が普段使いしている靴がなくなっているから、二人共仕事かどこかに出ているのだろう。
    いつもなら聞こえてくる「にゃあ」というつばさの声が聞こえてこず、心配になってリビングを覗いてみれば彼女はソファに置かれたクッションの上で、丸くなり目を閉じていた。その体が規則正しく上下しているから、気持ちよく眠っているだけらしく安堵する。
    猫の体になってしまっているつばさは、どうやらその体質も猫と同じものになっているらしい。だから、食事の時も猫にとって毒となるならないに気を使ってやらなければいけないし、運動量に関してもそうだった。
    そして、その睡眠時間も。ことある事に眠くなってしまうらしい。猫は『寝子』と書いてネコと読むという説もあるとは、どこで得た知識だったか。
    すやすやと寝息を立てて眠るつばさの小さくなってしまった頭を撫でながら、健十はふと思う。
    (つばさには悪いけど……チャンス、なんじゃ……?)
    眠っているからとはいえ健十がここまで今のつばさに近付けたのは、この状況になってから初めてのことで。それに今は、邪魔をしてくる悠太も剛士も、他のメンバーもいない。彼女の意思ではないとはいえ、これはまたとないチャンスではないだろうか。
    彼女を起こしてしまわぬよう、健十は一度離れて上着や鞄を自室に置いて、またリビングへと戻る。つばさは、まだ眠っていた。そんな彼女のすぐ隣に座り、やはり起こしてしまわぬように優しくその体を抱き上げる。それでも起きない程に鈍感なのは、彼女が本来の猫ではなく人間だからなのか、普段の仕事での疲れがこの体になって一気に出てきたのか。
    健十は、ゆっくりその小さな猫のつばさを膝の上に乗せる。元々体温の高いつばさの体は、猫となって更に高くなったのかほわほわとしていて。
    「起きてる時のキミも、こうやってしてくれたらいいんだけどね……」
    他のメンバーはいいのに、どうして自分相手にだけ。とは、なんてことない、格好悪い嫉妬心である。

    ───自分の方でどうにかしようとするんじゃなくて、直接聞いてみるのも一つの手だと思うけど。

    あの時、レンから返ってきた言葉を思い出す。

    ───ハニーもつばさちゃんも、何も心まで猫になったわけじゃないんだ。聞けばちゃんと答えてくれる。
    ───それに、彼女は何も理由がないのに他人を避けるような子じゃないのは、ケンティがよく知ってるだろう?

    面白がっているような彼から返ってきたのは、そんな純然たる正論だった。ある意味で思った答えと違うものだったし、また内容的な意味では予想を超えるようなものではなかったのだ。
    内容自体は、健十が真っ先に思い浮かんだもので、それでいて中々実行することができなかったもので。
    〝好意を向ける相手の本心を知るのが怖い〟だなんて、とんだ臆病になったものだ。いや。これは、元々健十の中にあった臆病な部分なのかもしれない。

    ───歩み寄らないと先に進めないよって、誰がオレに言ってくれた言葉だっけ?

    そうだ。それは、前に健十がレンに贈った言葉で。好意を向ける相手に対して、臆病にならない男なんていないのだろう。
    膝の上に乗せたつばさを撫でていれば、その体がぴくりと動いた。ついで、その目がぼんやりと開く。
    「おはよ、つばさ」
    声をかければ、うみゃあ、と小さく鳴いた。寝惚けてぼんやりとしたその目が健十の姿を映しても、その膝の上から飛び降りる気配はない。これは、もしかしたら大丈夫かもしれない、なんて思ったけれど。しかし、その意識が夢から現へと引き戻されるにつれて、彼女の瞳が大きく見開かれる。猫になってしまったとはいえ、こういうところはやはり人間であるつばさと何も変わらない。
    (やっぱり、つばさ……なんだよなぁ……)
    未だに、信じられない部分はあったけれど。やはり、つばさはつばさだった。
    「みゃ、みゃあッ……!」
    呑気にそんなことを考えていれば、悲鳴に近い鳴き声を上げて健十から飛び退こうとする。
    「っ、と……」
    そんなつばさを抱き留めたのは、ほぼ反射的だった。うにゃうにゃと、健十の体を押し退けようとするつばさの体を腕に閉じ込めるようにぎゅうと抱き込む。さすがにそこまで拒まれてしまうと、傷付いてしまうわけで。
    「……つばさは、そんなに俺にこうされるの嫌?」
    呟いた声は、自分でも思った以上に弱々しい。
    自分の体を押し退けようとするその小さな手を掬い上げ、口元へと寄せる。つばさは、驚いたようにその動きを止めてじっと健十を見つめた。
    「つばさ、いつも俺だけ避けてるでしょ? その理由、ずっと気になってたんだけど……教えてくれる……?」
    嫌だと思うことは、直していくから。不快だと思うことは、しないから。だから、嫌われてしまうのは嫌だなぁ、なんて。
    「にゃ、にゃあ、にゃう……にゃぁお」
    答えを待っていれば、つばさはそう小さく鳴いた。健十から、目を逸らさずに。そこには嫌悪や侮蔑の感情は含まれていないから、少しだけ安心して。
    「ごめんね。これじゃないと、伝えられないね」
    つばさを膝の上に乗せたままスマホのメモ帳アプリを起動して、彼女の小さな手にトキヤから貰っていたマジックテープ付きのタッチペンをつけてやる。
    つばさは、たどたどしい手つきながらもタッチパネルにペンを滑らせて、一文字一文字打ち込んで文章を完成させた。
    『服に、毛が付いてしまいます』
    『皆さんにも沢山、つけてしまいましたし』
    気遣うようなその文章に、健十は首を傾げる。
    「俺は気にしないし……皆も、そうだと思うけど……」
    少なくともそれを気にしてるなら、こんなに抱き締めてないのだけれど。
    答えれば、またつばさは文章を作り出していく。ゆっくりと文が紡がれていくのを、健十は優しく見守って。
    『愛染さん、猫は服に毛がつくから嫌だと、以前言っていたので』
    「へ……」
    出来上がった文章に、健十は目を見開く。
    「そんなこと、言っ───」
    言った覚えない、なんて答えようとして。しかし、ふと思い浮かんだ出来事はあった。
    以前、悠太がスタッフから猫を預かってきた時だったか。その時に部屋に来た猫も今のつばさと同じ長毛種で、辺りに毛が舞っていた。それを見た時に、言った気がする。いや、確実に言った。こともあろうに、その時資料を届けにこの部屋を訪れていたつばさの前で。
    「っ……ごめん……」
    今日は、過去の自分の言葉が色々と返ってくる。この場合は、悪い意味でだけれど。
    「キミのこと、すごく傷付けちゃってたね」
    誰でもない自分の言葉で。
    そのままその腕の中に閉じ込めれば、今度は拒絶さえされなかったけれど、どこか居づらそうにつばさは体を動かした。健十は、その体を安心させるように撫でる。
    「大丈夫だから、ここにいて。ごめんね……今の今まで、自分がそう言ってたの忘れてた」
    最低だね、なんて自嘲を漏らす。一度言ってしまった言葉は、もう二度と取り消すことなんてできないから。
    「都合のいい男、なんて思うかもしれないけど……本当にね? つばさだけは、平気なんだ」
    それこそ、過去の自分の言葉を忘れてしまうくらいには。その言葉を覚えていて、気遣ってくれていたつばさの行動に傷付いてしまうくらいには。
    誰よりも傷付いていたのは、傷付けてしまったのは、つばさの方だというのに。
    小さく「みゃあ」と鳴くつばさを、押し潰してしまわないよう抱き締めて。
    「遅過ぎるけど、前言撤回していい……? っていうか、させて……どれだけキミに謝ればいいか、わからないけど……」
    最低な男だと言われても、仕方ないけれど。
    「今度から、俺にもこうさせてくれると嬉しいな、って……名誉挽回と汚名返上させてほしい」
    自分でつけてしまった傷は、自分で癒してあげたいから。なんて、都合が良すぎるだろうか。
    でも。
    「みゃうん!」
    そう嬉しそうに鳴いて頷くつばさに、全てを許されたような気がしたなんて。本当に、それは気の所為だ。
    「優し過ぎるよ、つばさは……」
    だから、不安にもなるし心配にもなる。勘違いも、しそうになる。
    健十は、つばさの頭をふわふわと撫でた。これから、どう挽回していこうかなんて考えながら。

    その日から、「ケンケンばっかりズールーいー!」なんて悠太の声がTHRIVEの部屋から聞こえてくるようになるのだけれど。それはまた、別の話である。

    ~*~*~*~

    「ただいま、ハニー。今帰ったよ」
    玄関を開けそう声をかければ、返事をするように奥にあるリビングから「にゃーお」という鳴き声が聞こえてきた。どうやらまだ、人間に戻ることはできていないらしい。セシルの話によれば、早くて一週間。遅くて、もう少しかかるそうで。
    リビングのドアを開ければ、ソファの上に春歌が御行儀良く座っている。
    リビングのローテーブルに置いてあるノートパソコンの電源がついていることから、彼女は今の今まで作業をしていたらしい。
    「こんな時なんだから、ゆっくり休んでいいんだよ?」
    前回猫になってしまった時とは違い、今回は短期間だから少し長めの休暇と言うことになっているから、少し休んだところで誰も責めはしない。彼女の仕事柄や性格上、できないのは知っているけれど。
    ちょっと待っててね、と自室の棚から猫の肉球マッサージ用クリームを取りに戻る。春歌が猫になってから、買ってきたものだった。
    「その体で作業してたから、疲れただろう? ほら、おいで」
    「にゃ、う……」
    遠慮して逃げてしまわないうちに、レンは春歌の体を抱き上げて膝の上に乗せる。
    手と足と背中と……作曲作業をするために使ったであろう体を、優しく解して。
    「痛くないかい?」
    「みゃっ」
    伝手を使って教えてもらった通り、猫の体に効くらしいマッサージを施していけば、春歌は気持ちよさそうに目を閉じた。
    一通り終えた後で、クリームを手に取ってその小さな肉球に馴染ませていく。毎日のように行っているから、どこをどうしてやれば春歌を癒してやれるかだいたい覚えていた。
    「そうだ。明後日、予定してた仕事の時間がズレて、ちょっとだけ暇ができたんだ。どうだい? もう少しで桜が散ってしまうし、その前に二人で見に行こうか?」
    猫の姿のままでも、人間に戻っていたとしても。どちらでも、二人で過ごせれば嬉しいに越したことはない。レンの顔を見上げた春歌が、嬉しいに笑い「みゃう」と鳴いた。
    その時、メッセージアプリにメッセージが届いたことを知らせる通知音が鳴る。二人でいる時は、なるべく二人の時間を大切にしたいけれど、しかし、仕事の連絡ということもある。
    ごめんね、と一言謝ってスマホを取れば、表示されていたのは『ケンティ』の文字だった。『昼間の御礼。助かったよ』なんて文章に添えられた写真に、レンは思わず笑みを零す。
    「見てご覧、ハニー」
    「にゃあ? ……にゃーう」
    春歌にも見せれば、彼女もどこか嬉しそうに鳴いた。
    どこかあの子の面影がある小さな長毛種の猫を抱き上げて、キメ顔ではあるけれど嬉しさを隠し切れていない健十の顔に、〝彼女に避けられてる〟なんて深刻そうに打ち明けてきた影は見る影もない。
    『だから言ったろう? 無事、解決できたようでよかったよ』
    そう返信して、スマホを閉じた。
    「早く彼らも、オレ達みたいになれればいいね」
    彼らを見ていると、ヤキモキするなんて。つい最近まで、同じ状況にあった自分が言うことではないけれど。
    「今度、彼らも誘って四人でどこかに行くのもいいかもね」
    お互いのお祝いもかねて。まあ、すぐに別々に行動するようになるとは思うけれど。
    提案すれば、腕の中で楽しそうに春歌が鳴いた。
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