ぱやっぱ
REHABILIヨクスナ夢見の悪いスナと、子守唄を歌ってあげるヨクの話
mmrkの子守唄には不思議な力があったら良いなという妄想
寝かしつけられる話父であり、憧れであり、一線を超えた仲でもある。全てが複雑に絡み合った関係性が倒錯するのは、そう難しいことでもない。ほんの少しの均衡が崩れれば呆気なく瓦解する。だからこそ一度許せば箍が外れることは目に見えているので、普段から甘やかされることを許してはいなかった。
今日は「最近夢見が悪い」とうっかり漏らしたからで————もっと言うなら、単純に寝不足だったからで。
「どこかに流される夢を見るんだ。何を掴んでも絶対に流されて、流された先には誰もいない。……なんだか、気味が悪くて」
それならば、深い海へ引き摺り込もうとする腕に絡め取られた方がマシかもしれないと、ぼんやり思ってしまった。
いつだったか。ずいぶんと幼い頃に聴いた憶えがある音階が、狭いテントに静かに響いている。身体を包む毛布の温かさと、背を支える腕から与えられるゆったりとした振動が、抗えないほどの眠気を誘っている。ぐずるような歳でもないのに、何とか抵抗しようと足掻きたくなるのは本能からの危険信号が故だろうか。ともかく、このまま眠ってしまえば一人で起きられる気がしないのだ。喉の奥から呻き声を絞り出しながら、子守唄を歌うヨクサルの肩口にぐりぐりと額を押し付けた。
1253今日は「最近夢見が悪い」とうっかり漏らしたからで————もっと言うなら、単純に寝不足だったからで。
「どこかに流される夢を見るんだ。何を掴んでも絶対に流されて、流された先には誰もいない。……なんだか、気味が悪くて」
それならば、深い海へ引き摺り込もうとする腕に絡め取られた方がマシかもしれないと、ぼんやり思ってしまった。
いつだったか。ずいぶんと幼い頃に聴いた憶えがある音階が、狭いテントに静かに響いている。身体を包む毛布の温かさと、背を支える腕から与えられるゆったりとした振動が、抗えないほどの眠気を誘っている。ぐずるような歳でもないのに、何とか抵抗しようと足掻きたくなるのは本能からの危険信号が故だろうか。ともかく、このまま眠ってしまえば一人で起きられる気がしないのだ。喉の奥から呻き声を絞り出しながら、子守唄を歌うヨクサルの肩口にぐりぐりと額を押し付けた。
ぱやっぱ
REHABILI再インストアプと原の話アンインストされた原アプのアプの身体に、再インストアプの人格が入ってしまったとか
再インストアプの一人称は「僕」で原を「君」と呼ぶ
原アプのアプ(アンインスト済み)は一人称「ぼく」で「きみ」と呼ぶ 4
藤之崎
REHABILI【判南】バレンタインも書いたし、3/16なので書いてみました。うーん短文。笑意外とホワイトデーのタイミングで書いてなかったな〜と……いい機会でしたね 相変わらずなクオリティですが、楽しんでいただけたら嬉しいです|ω・)💦 3
楓夏ふうか
REHABILI🔗羞澀初客×🎭 見習花魁吉原戀歌(4)「啊對了,忽然想起有個東西想給Alban……」
Sonny說著,從和服的袖子裡取出一個迷你檜木盒。
「給我?」原本還彆扭地面向牆壁的Alban好奇的回過頭,視野不偏不倚撞上一臉真誠的Sonny,冷卻的雙頰再次感到炙熱。
Alban掩飾通紅的臉,遲疑的伸出手指,小心翼翼地碰上造型精緻的木頭盒蓋。
「打開看看?」
Sonny自然而然的將手覆上Alban的纖細玉指,帶著Alban把小小的盒子扳開。
一看清楚盒內光彩奪目的光芒,Alban驚訝的倒抽一口氣。「這、這個是…」
以民間來說算是難得少見的精細作工,在立體的紅色花瓣上鑲有畫龍點睛的小巧鑽石……
乖巧躺在內襯絨布上的,無疑是前天Alban在市集上相當中意的玫瑰耳環。
2469Sonny說著,從和服的袖子裡取出一個迷你檜木盒。
「給我?」原本還彆扭地面向牆壁的Alban好奇的回過頭,視野不偏不倚撞上一臉真誠的Sonny,冷卻的雙頰再次感到炙熱。
Alban掩飾通紅的臉,遲疑的伸出手指,小心翼翼地碰上造型精緻的木頭盒蓋。
「打開看看?」
Sonny自然而然的將手覆上Alban的纖細玉指,帶著Alban把小小的盒子扳開。
一看清楚盒內光彩奪目的光芒,Alban驚訝的倒抽一口氣。「這、這個是…」
以民間來說算是難得少見的精細作工,在立體的紅色花瓣上鑲有畫龍點睛的小巧鑽石……
乖巧躺在內襯絨布上的,無疑是前天Alban在市集上相當中意的玫瑰耳環。
0615_ym
REHABILIP道。師匠が道流で最高になった後の話(語弊がある)
捏造のお仕事描写が少しだけあります。
少しくらいカメラのフラッシュが瞬き、シルエットが浮かび上がる。照らされ影を落とした大きな手が、女性の腰を支え鋭い視線をこちらに向けていた。女性が含みのある笑みを浮かべ差し伸べた指に口づけるように手を取ると、交わった視線から物語が生まれる。そしてそれに飲み込まれていく。
「…はい、オッケー!チェックするんでお待ち下さーい!」
スタジオに響き渡った声に物語は唐突に終わりを迎えた。お疲れ様でした!と笑う表情に先程の面影はない。女性もまた表情を変え優しく笑い、お互いを労る談笑が始まった。
確認しますか?という声にデータを取り込んだ液晶を覗き込む。
あぁ。本当に。
「かっこよかったなぁ…」
酒を飲みきったグラスを机に置きながらプロデューサーはしみじみと呟いた。
1426「…はい、オッケー!チェックするんでお待ち下さーい!」
スタジオに響き渡った声に物語は唐突に終わりを迎えた。お疲れ様でした!と笑う表情に先程の面影はない。女性もまた表情を変え優しく笑い、お互いを労る談笑が始まった。
確認しますか?という声にデータを取り込んだ液晶を覗き込む。
あぁ。本当に。
「かっこよかったなぁ…」
酒を飲みきったグラスを机に置きながらプロデューサーはしみじみと呟いた。
bumilesson
REHABILI久々にエク×吉岡(まもる)です。頭悪いえちちリハビリ。双子ネタ大好き。
弟はおにいちゃんを襲いたい。【弟はおにいちゃんを襲いたい】
何だろう、どうも腰のあたりがモゾモゾする。というか何か暖かくてぼんやりじんわりとキモチがいい。真冬に電気毛布にくるまれているみたいな暖かさ、と思っていたら時に湿った感じもする。眠くて目が明かない。でもこれは一体何、と思ってしばらくその感覚に身を浸していたが次第にぴちゃぴちゃと水音まで聞こえてきた。温泉にでも入ってる夢でも見てるのか、いや何かそれとも違う。
眠い目を起こして布団を上げる。そこには自分と同じ顔をした弟がいた。俺のモノを咥えて。
「こらまも、何やってんだお前」
「だってエク構ってくんないんだもん」
双子の弟護と俺はいわゆる不適切にも程がある関係だ。双子の男の兄弟で出来てるなんて世も末すぎるが仕方がない。俺と護はこの世でたった二人の家族で互いの存在なしに生きていけないくらい共に依存し合って生きている。生まれた時から親も知らず二人きりで生きてきた。誰に咎められても止める気はさらさらないが、問題は明日俺が早番だという事だ。
2323何だろう、どうも腰のあたりがモゾモゾする。というか何か暖かくてぼんやりじんわりとキモチがいい。真冬に電気毛布にくるまれているみたいな暖かさ、と思っていたら時に湿った感じもする。眠くて目が明かない。でもこれは一体何、と思ってしばらくその感覚に身を浸していたが次第にぴちゃぴちゃと水音まで聞こえてきた。温泉にでも入ってる夢でも見てるのか、いや何かそれとも違う。
眠い目を起こして布団を上げる。そこには自分と同じ顔をした弟がいた。俺のモノを咥えて。
「こらまも、何やってんだお前」
「だってエク構ってくんないんだもん」
双子の弟護と俺はいわゆる不適切にも程がある関係だ。双子の男の兄弟で出来てるなんて世も末すぎるが仕方がない。俺と護はこの世でたった二人の家族で互いの存在なしに生きていけないくらい共に依存し合って生きている。生まれた時から親も知らず二人きりで生きてきた。誰に咎められても止める気はさらさらないが、問題は明日俺が早番だという事だ。
0615_ym
REHABILIP道ホワイトデーVDの約束は果たした数年後のお話
二人がホワイトデーになんてことない会話をするだけ
あまいはなしには、うらがある「本当に手作りのクッキーで良かった?」
「はい!楽しみにしてました!」
「それなら良いんだけど…どう?」
「…美味いッス!」
「良かった」
「甘さも控えめで、いくらでも食べられそうッス」
「ありがとう……ところで、このクッキー何回か作ったんだけど」
「はい」
「毎回砂糖こんなに入れて良いのか?ってちょっと躊躇う」
「あぁ…」
「こんなに入れてもこの甘さなら市販って」
「気付いちゃったんスね」
「美味しさはカロリーで出来てるんだなって」
「うちのラーメンもそうッスよ」
「やめて」
「糖質と脂質と塩分は美味いんスよ」
「やめて」
「そろそろ内臓も労らないと」
「やめて、まだ食べる!まだ美味しく食べるから!!!」
307「はい!楽しみにしてました!」
「それなら良いんだけど…どう?」
「…美味いッス!」
「良かった」
「甘さも控えめで、いくらでも食べられそうッス」
「ありがとう……ところで、このクッキー何回か作ったんだけど」
「はい」
「毎回砂糖こんなに入れて良いのか?ってちょっと躊躇う」
「あぁ…」
「こんなに入れてもこの甘さなら市販って」
「気付いちゃったんスね」
「美味しさはカロリーで出来てるんだなって」
「うちのラーメンもそうッスよ」
「やめて」
「糖質と脂質と塩分は美味いんスよ」
「やめて」
「そろそろ内臓も労らないと」
「やめて、まだ食べる!まだ美味しく食べるから!!!」
akuta595966
REHABILIドードーの話昔々、大国からかなり離れた小さい島にドードーという鳥達が住んでいた。
ドードーは奇妙な鳥だった。体はずんぐりとして丸く、羽根は小さい。嘴は大きく長かった。
その羽根の小ささと体格のせいか鳥だというのに飛ぶことも出来ず、のそのそ歩き回るばかりだった。
それでもドードーが生き延びられたのは、その島に彼らの脅威になるような生物が存在しなかったからだといえる。
島の恵みと運の良さを享受し、ドードーは平和に暮らしていた。
だがそんな日々は突然終わりを告げた。
彼らの棲家である島に人間がやってきた。
天敵のいない楽園のような場所で生きてきたドードー達のうちあるものは「怪鳥」として人間に連れて行かれ、あるものは食糧となり、その羽毛を取られ、あるものは人間が持ち込み放った哺乳類に卵を食われた。
3668ドードーは奇妙な鳥だった。体はずんぐりとして丸く、羽根は小さい。嘴は大きく長かった。
その羽根の小ささと体格のせいか鳥だというのに飛ぶことも出来ず、のそのそ歩き回るばかりだった。
それでもドードーが生き延びられたのは、その島に彼らの脅威になるような生物が存在しなかったからだといえる。
島の恵みと運の良さを享受し、ドードーは平和に暮らしていた。
だがそんな日々は突然終わりを告げた。
彼らの棲家である島に人間がやってきた。
天敵のいない楽園のような場所で生きてきたドードー達のうちあるものは「怪鳥」として人間に連れて行かれ、あるものは食糧となり、その羽毛を取られ、あるものは人間が持ち込み放った哺乳類に卵を食われた。
vi_mikiko
REHABILI降志ワンライ27回開催のお題お借りしましたそろそろ書き始めないとやばいのでリハビリ
CP:降志
時間:30mくらい
お題:「卒業 家探し 嘘でも良いから」
卒業 家探し 嘘でも良いから 引っ越しとなると突然部屋が広くなる。比喩ではなく事実だと思う。ラベンダー色のベッドもサッカーチームのマグカップも、機能性を追い求めたデスクも研究所顔負けの薬品分析装置も、この狭い空間にあったと思えない。
彼女の存在がこの部屋に質感を与えていた。時には麗らかに、時には冷ややかに、時には柔らかに。宮野志保は、空間を彩る芳香剤のような女性だった。
規則の通り公安警察が用意していた家に住み、一日の行動を報告し、与えられた任務をこなしていた。もう、国家の庇護から卒業する時期だった。
ブラインドから差した細い光が細かい埃を捉える。瞬きした瞬間、家主をなくした彼らが自然と群れを成し、その影を形作る。
『来年からも、一緒に住む?』
434彼女の存在がこの部屋に質感を与えていた。時には麗らかに、時には冷ややかに、時には柔らかに。宮野志保は、空間を彩る芳香剤のような女性だった。
規則の通り公安警察が用意していた家に住み、一日の行動を報告し、与えられた任務をこなしていた。もう、国家の庇護から卒業する時期だった。
ブラインドから差した細い光が細かい埃を捉える。瞬きした瞬間、家主をなくした彼らが自然と群れを成し、その影を形作る。
『来年からも、一緒に住む?』