sou267MOURNINGショタ攻め御沢。ミユキ社の御曹司御幸一也18歳と一也が幼い頃に野良犬みたいに拾って護衛についた沢村栄純34歳の歳の差ラブ。ひさびさに読み返したら性癖詰まってていいじゃんってなったけど未完だから供養。「栄純が後ろでイッてるところをガンガン突いて、普通じゃいられなくしたいんだ」「おまえ……なにがしたいんだよ!」っと投げかけた俺の言葉への返事であるそれを聞いて、瞠目した。あるまじきことだけど、一瞬意識を失ってたかもしんない。 それから激しく後悔した。 後悔して反省したら、すぐに逃げ道を探す。 真っ直ぐに見つめていた坊ちゃんからチラリと視線を外して退路を確認する。 この部屋にある外へと繋がる扉はふたつ。 ひとつはさっき目の前の坊ちゃんに呼び出されて入ってきた両開きのドア。 それから、もうひとつは燦々と陽の当たるバルコニーに続く掃き出し窓だ。 ただ、ここは御幸家本邸の四階だ。二階……ギリでも三階の高さなら飛び降りて怪我せずに着地できる自信はある。けど、四階の高さからじゃ地面が遠すぎる。この屋敷はどの部屋も天井が高くて、普通の一軒家よりもずっと大きい。バルコニーへ逃げるのはあまり得策じゃない。 ーー例えば、バルコニーに出て、そこから大声で助けを求めるとか? ちらりと頭をかすめた思考は即却下だ。 目の前の、俺をここに追い詰めた男は、幼い頃から知っていて、その成長を身内の 1876 1