その後はお好きに太刀川隊との合同防衛任務が終わってから、引きずられるようにして連れてこられたラブホでたっぷり愛されて。くたくたになったオレの身体を、太刀川さんはいつも優しく洗ってくれる。溢れるほど出されたナカまで洗われるのは、最初の頃は恥ずかしさで死にそうになったが、今ではその指の感触にすら快楽を見出してしまうほどになった。今も、太刀川さんは綺麗になったオレの身体を後ろから抱きしめてご機嫌だ
「なぁ、鋼」
「ん、はい。なんですか?」
ちゅっ、ちゅ、と項に口づけられる度に声が漏れるが、太刀川さんが前にオレの声が好きだと言ってくれたから、抑えることなく素直に声を上げることにしている
「髪の毛、洗ってくれよ」
「え?」
しかしそんなおねだりを受けたのは初めてで、思わず聞き返してしまった
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