胸がきゅーっとして好きな気持ちが溢れる。結婚して彼とずっと一緒にいるようになってからはよくある事。
「ん?なんだ?俺の顔に何かついてるか?」と彼が問う。どうやら無意識に彼の顔をじっと見つめていたみたいだった。
「あのね、ヴィーの事好きだなぁってまた思ってたの。
…こうやって恋する気持ちを重ねて行くの大事にしたいな。だって、ヴィーの事ずっとずーっと大好きでいたいもん!」
そう言うと彼は「…そうだな、俺も大事にしたい!」と言っていつものように笑いながらワタシを抱きしめてくれる。
ああ、また恋する気持ちを重ねて貰えたなと思いながらワタシは彼を抱きしめ返して幸せを噛みしめた。