自探索者が話すだけ蓮「緋扇はな~、話しやすいんだよなぁ」
緋「話しやすい?」
蓮「お前、自分は自分で他人は他人って割り切ってるだろ? だからこそ普通から少し外れたことでも否定しない。自分に影響がない限りはな」
あ「そうそう! だからつい言っちゃうの!」
緋「……そういうものなのか?」
あ「そういうものなの! 自分の変えられない部分を否定されたら、全部否定された気持ちになっちゃわない?」
蓮「あー、わかるわかる」
緋「他人の言葉にそんなに揺らぐのか?」
蓮「案外揺らぐもんだよ。他人からの指摘に激昂して事件……なんていうのも、よくある話だろー?」
緋「それは……確かに。よく聞く動機だな」
蓮「それにしても、あやめがそういうのを気にするとはちょっと意外だな」
あ「え~、そう?」
蓮「うん。あやはそれこそ周りの評価なんて気にせず、我が道を進む!ってイメージだった」
あ「女のコはその辺複雑なんです~」
蓮「うんうん。そういう強そうにみえて、たまに見せる弱さがあるのもかわいくていいと思うよ」
あ「……お巡りさんこっちです!」
蓮「あはは、俺がお巡りさんなんだよな~」
■呼称表的なやつ■
緋扇→あやめ:あやめさん
緋扇→蓮:蓮さん
あやめ→緋扇:緋扇
あやめ→蓮:蓮くん
蓮→緋扇:緋扇
蓮→あやめ:あやめ、あや(どっちの呼び方もする)