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    @sukenosuke15
    落書きぽいぽい
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    現代パロ 髪の毛乾かすサチマル

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     風呂から上がりリビングにいくと、マルコがドライヤー片手におれの分の席をあけて、早く来いと顎で呼ぶ。
     毎度飽きないなぁ、とタオルで髪を掻きながら、マルコに背を向けソファに胡座をかいた。
     頭に空いてたタオルが肩にかけられ、背後からは「ぶおー」とファンが回る機械音が響いき、温かい風が後頭部に当たりはじめた。
     下から差し込まれた手でわしゃわしゃと髪の毛の間に空気を入れながら、マルコは温風を当て根元から乾かしていく。
     人の髪の毛を乾かすのがここ暫くのマルコのブームだ。風呂から上がるとマルコがドライヤーを手に待機。一緒に入っていても、一足先に出ていき待機。いつもは適当にタオルで拭いて自然乾燥をしていたが、それは許さないといつからかこうやってマルコが乾かすようになっていた。
     人の髪の毛を乾かす事の何が楽しくてやっているのかわからないが、まぁ不快感がある訳でもなく、その逆で。美容院で乾かしてもらうような心地良さがあるし、何よりマルコの上 機嫌ステータスを最上に持っていけるので拒む理由は特にない。
     今日も好きにさせていると、頭皮を撫でる指の動きと温かい風が湯で火照ったままの体には心地良くて、とろりとした眠気を連れてくる。
     揺蕩う感覚で風を受けていると、背後でもしょもしょ話す声が微かに聞こえる。
    「ー、、だねい……、、ぁ」
     風の音で何を喋っているかは全くわからない。どうせこちらの相槌も聞こえないだろうと適当に「あー」だとか「んー」とか返していた。
     暫くすると、水分が飛んでいって重さがなくなった髪の毛が風に当てられてさらさらと靡き始める。
     無駄にマイナスイオンが出るとかいうドライヤーを愛用しているマルコのおかげで、完全に乾く頃にはうるうると手触りが良く指通りも滑らか。寝て起きたらワックスとスプレーでガチガチになってしまう髪の毛の刹那的なサラサラタイム。
     最後のひと仕上げと、冷風が当てられて髪の毛の間をマルコの細く骨張った指が通っていく。梳かす指の動きは心地が良くて目を閉じた。
    「もういいよい」
     機械音響く風の音が病むと、肩に掛けていたタオルが引き抜かれてマルコの腕が首に回ってくる。すり、と頬ずりをされてマルコの無精髭が頬に擦れる。
     おれが帰ってくる前に風呂に入っていた体にはもう火照りはなく、鼻を掠めるのは自分と同じシャンプーとボディソープの香り。その馨香がエロく感じて欲情した体がずくりと疼く。
     後ろから抱き締めてくるマルコの頭に腕を伸ばして、先に洗ってすっこり水気が飛んだ柔らかい金髪を撫でると心地良さそうに喉奥が動いた。
    「人の髪の毛乾かして、何が楽しいんだ?」
     常々疑問に思っていたことを投げかける。
    「ん? 最中にゴワゴワした毛が当たるのは嫌だからねい」
     下ろした髪は被さる時にマルコの肌を撫でる。なるほど、と頷いたが付け加えられた理由に肩を落とした。
    「あと。レトリーバーの長毛、弄ってるみたいで楽しい」
     大型犬と暮らすのに憧れててねい。とふわふわになった髪の毛を梳かすように撫でながら頬をすりすり。いい匂い、とご満悦。
    「おれ、犬じゃねえんだけど」
    「サッチ、グッボーイ」
     楽しそうに笑いながら、犬を褒める時みたく髪の毛を撫でくりまわしてきた。
     人を犬扱いしやがって。そっちがその気なら。
     腕を掴み後ろを向くと、ご機嫌なマルコをソファに押し倒した。仰向けになったマルコは顔の前に手のひらを置いて、制止を呼びかける。
    「サッチ、ステイ」
    「まだ言うか」
    「グッボーイ、グッボーイ」
     酔っ払いでもないのにご機嫌に、また髪の毛をわしゃわしと撫でられ、せっかく指通りが良くなっていた髪の毛も、今はもうぐしゃぐしゃだ。
    「大人しくドライヤーされてやったんだからご褒美よこせよ、ご主人様」
     べろりと犬がするみたいに頬を舐め上げると、無精髭がちくちく舌を刺してくる。舐められたマルコは擽ったそうにケタケタ笑った。

     この後も犬扱いが続くものだから、そこまで言うならとセックスも交尾みたいにしてやるとバックでガンガン突いてみたら、お気に召したようで。それから時々犬とご主人様プレイを求めてくるようになった。
     たまには趣向を変えて、というのもいいけれど。Mっ気もSっ気もどっちも兼ね備えているうちの可愛い恋人様が、そのうち首輪を持ち出さないかと少し冷や冷やしている。
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    DOODLE現代パロ 髪の毛乾かすサチマル++++++++++




     風呂から上がりリビングにいくと、マルコがドライヤー片手におれの分の席をあけて、早く来いと顎で呼ぶ。
     毎度飽きないなぁ、とタオルで髪を掻きながら、マルコに背を向けソファに胡座をかいた。
     頭に空いてたタオルが肩にかけられ、背後からは「ぶおー」とファンが回る機械音が響いき、温かい風が後頭部に当たりはじめた。
     下から差し込まれた手でわしゃわしゃと髪の毛の間に空気を入れながら、マルコは温風を当て根元から乾かしていく。
     人の髪の毛を乾かすのがここ暫くのマルコのブームだ。風呂から上がるとマルコがドライヤーを手に待機。一緒に入っていても、一足先に出ていき待機。いつもは適当にタオルで拭いて自然乾燥をしていたが、それは許さないといつからかこうやってマルコが乾かすようになっていた。
     人の髪の毛を乾かす事の何が楽しくてやっているのかわからないが、まぁ不快感がある訳でもなく、その逆で。美容院で乾かしてもらうような心地良さがあるし、何よりマルコの上 機嫌ステータスを最上に持っていけるので拒む理由は特にない。
     今日も好きにさせていると、頭皮を撫でる指の動きと温かい風が湯で 1826

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