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    IFにIFを重ねる話。の、3話目後編。
    鬼殺隊IFの狛治さん&完全に鬼の始祖の手駒になる前に呪いを自力で解除した猗窩座殿のおはなし。鬼殺隊IFにする為に時系列が変わっているところがありますが、『ほーん、こんな妄想もあるんだなー』程度に受け取ってください。
     また、創作キャラクターも混ざってます。許して(謝罪の意)

    ※2022/3/24 改訂
     4/5 改訂
     4/29 改訂

    未熟(後編) 狛治が鬼を牽制し、海月が隙の生まれた鬼の頸を切る。不必要な戦闘を避けつつ二人が協力しながら夜を過ごして、もう六日目となった。元から闘気に敏感な方であった狛治が先導する事で鬼と遭遇する事を避けていた二人は、初日に出会った鬼を含めて三体倒した。なるべく疲労を溜めない様に、疲労しない様に上手く立ち回ったおかげで未だピンピンしているのも、阿留多伎の言う『時の運』が味方してくれているからなのだろう。なんて考えつつも、六日目を迎えると周囲が異様に静かに感じてきた。
     なるべく動かない事で体力を温存してきたが、鬼にかち合う前に逃げるを繰り返していると、その最中で嫌でも剣士たちの死体を目にしてしまう。ある者は腕を食われ、ある者は足を食われ、ひどい場合は腹から臓物が出た状態で放置されている状態だ。気を抜けば自分達がそうなるかもしれない。夜になると二人は警戒心を一層強める。

    「あと一日だ。あと一日耐えれば……」
    「……あまり気を詰めすぎるな。手に力が入りすぎてる。それだと体の動きに支障が出るぞ」
    「うぁ、あ、ごめん……」

     海月はふぅ、と深呼吸をする。


     その時、二人の右手側から悲鳴が聞こえた。女の子の悲鳴だ。悲鳴が鮮明に聞こえるほど近くにいる、今度こそ自分の力で誰かを守れるかもしれない。そう思うと不思議と体がその方へと走っていくのだ。そこが例え、危険であっても。

    「あ、狛治!?」

     海月の静止も聞かず、狛治は急いで悲鳴の元へと向かう。あと少し、というところで自分より歳下であろう女の子がこちらへと走ってくる。

    「おい、どうした!?」
    「助けて、助けてっ!はっ、はっ、助け──」

     狛治に気付いた女の子の剣士は狛治の元まで走ろうとするが、その動きが不自然に止まった。ヒュ、と息が口から漏れる。
     女の子は真っ白な腕に首を掴まれていたのだ。狛治はその腕を切り落とそうと短刀を構えて走るが、白い腕はそれよりも早く女の子の剣士は奥へ奥へと引き摺り込んでいく。

    「いやああぁぁぁッ!!!」


     ゴキンッ

     ……暗闇の奥で、嫌な音がした。狛治は頭の中が真っ白になる。
     また、守れなかった。手が届くかもしれなかったのに、守れなかった。
     「殺してやる」と狛治は怒気を孕んで走り出す。しかしその先で待ち構えていた鬼を見た時、思わず足がすくんでしまった。


     暗闇の奥で女の子の首を片手でへし折っていたのは、ヒョロリとした体つきで八尺ほどの身長を持つ女性の鬼であった。肌は病的に青白く、服は白の死装束。頭には笠を被っており、前髪が長すぎて顔は見えない。異様なその姿に、狛治は直感した。

     ……コレを相手にしてはいけない。

     この鬼は今まで遭った鬼とは別格だ。こんなものを相手にしては命がいくつあっても足りない。そう思わせるほどの圧倒的な威圧感と闘気に、短刀を持つ手が震える。
     しかし目の前の鬼は撤退を許さない。顔が見えないはずなのに、瞳が狛治を捉えたかのように感じる。お前に決めたぞ、と訴えかけてくるような視線を感じる。

    「────ぽ、ぽっ、ぽっ、ぽ」

     鳴き声のような不気味な音が八尺上から聞こえてくる。瞬間、細長い腕が際限なく伸びてきた。狛治はかわすが、腕は執拗に追いかけてくる。受け流しても飛び退いて回避しても、青白い腕がお前を捕まえてやると言わんばかりに追いかけてくる。全集中の呼吸でさえ完璧ではないのだ、この相手に長期戦を強いられると勝ち目が無くなる。そう考えていると死角から腕が伸びてきた。その腕が狛治の頭部を掴もうと掌を広げる───

    「水の呼吸、弐ノ型 水車ッ!!」

     しかし、伸びていた腕は切られた。技を繰り出していた人物はやはり、高台海月であった。海月は狛治の方を向いて怒鳴る。

    「狛治お前なぁ!散々『慎重に行こう』って言ってたのに、提案したお前が突っ走ってどうするんだよ!!」
    「高台……どうして来たんだ!?」
    「来るに決まってるだろうが!予感はしてたんだ、一人で相手しちゃいけない奴が向こうにいるって!それなのにお前は一人で突っ走るから、見捨てるわけにもいかねぇだろうが!!」
    「うぐ……」

     すまない、と小さな声で謝罪すれば、海月は「全く、歳上だろうにお前は……」と悪態を吐くが、外傷がないことを確認すると安心したように笑みを浮かべた。二人は八尺の鬼を見据える。

    「にしても、デカすぎるな……。俺の攻撃、届きそうにないぜ?」
    「なら俺が奴の頸を切る。高台は俺の支援をしてくれ」
    「了解っ!」

     ……呼吸を整える。そして、地面を勢いよく蹴った。
     一気に距離を詰めていく。八尺の鬼はたじろぐが、向かってくる狛治へと腕を伸ばす。勢いを止めないまま回避し、距離をどんどん詰めていく。狛治の背中を追うように腕が迫るが、それを海月が切り伏せていく。
     遂に八尺の鬼の元まで辿り着く。大きく飛び上がり、頸に短刀を突き刺した。鬼から悲鳴が上がる。甲高い悲鳴が衝撃波のようになって二人に叩きつけられた。つんざく悲鳴に海月は耳を塞ぐが、狛治は短刀を握る手を休めない。腰に下げたもう一本の短刀を抜き、頸に突き刺す。あとは引き裂けば鬼の頸を切り落とせる。

    (これで終わりだ───)


     ───しかし、八尺の鬼の首元に来ていた狛治だけが前髪で隠れていた鬼の顔を見た。見てしまった。
     深淵を映しているかのような瞳、シワクチャの顔、裂けた口元……恐怖が顔を形造ったものであった。目が合ってしまったその鬼の形相は、“鬼”と呼ぶには余りにも奇怪すぎた。底知れぬ恐怖を前に、無意識に呼吸を忘れてしまった。

    「狛治ッ!!」

     海月の声を認識した時、目の前の鬼は首を前に伸ばし、裂けた口を大きく開いて噛みつこうとしている所であった。短刀を離して逃げなくては、せっかく頸に刺さったんだ、食われる前に引き裂け、間に合うか、間に合わせろ、引き裂け、時間がない、頸を切れ、逃げろ、切れ、逃げ、切───


     そこに、右から衝撃が入った。二本の短刀を手放し、狛治は受け身をとって落ちる。
     そして、鉄が割れる音が、肉が千切れる音が、自身が嗅ぎ慣れてしまった血の臭いがした。上を見上げれば、折れた刀をつっかえ棒の様にして鬼の口を開けさせながら、折れた刃先を右肩に受け、鬼の腕に頭と胴を掴まれた海月の姿があった。狛治を庇って飛び出したのだ。

    「狛治、逃げろ!お前は生きるべきだ!生きて鬼殺隊に入るべきなんだ!俺よりも、お前の方がッ」

     言い切る前に、海月の頭と体が捩れた。雑巾を絞るかのように、意図も容易く捩じ切られた。千切れた首から生暖かい血が狛治の頬にまで飛び散る。八尺の鬼はダラダラと溢れる人間の血液を汚らしく飲んでいる。しかし、それを唐突に、無造作に捨てた。

    「………ぽ、」

     何を言っているのかわからない筈なのに、狛治にはソイツが『美味しくないな』と言ったように聞こえた。

     また、守れる筈の人を守れなかった。
     理解した瞬間、“自分の鬼”が目覚めたような気がした。


     八尺の鬼がビクリと肩を震わせた。
     先ほど庇われていた相手から、怒気と殺気を感じ取った。そんな物は何度も浴びせられてきた、注意に値しない気配だ。だから本来ならば気にする必要もないのだ。なのに、あの人間からの気配は鬼ですら気圧されるものであった。思わずたじろぎ、八尺の鬼は後悔した。
     先に始末するべきだったのはこの人間であった!この人間が怒り、本能のままに攻撃してくるよりも前に!先ほどの剣士ではなく、この人間を先に殺しておけば良かったのだ!先程の剣士など取るに足りなかったのだ、この人間が流派の呼吸を使ってこないからと油断していた!
     八尺の鬼は威嚇をする様に奇声を上げる。長く伸びた後ろ髪が伸び、拘束せんと狛治の方へ向かってくる。しかしそれよりも早く、狛治は鬼の頸元まで来ていた。頸に刺さったままの短刀を掴めば、勢いよく引き裂いた。鬼の頭が呆気なく宙を飛ぶ。

     八尺の鬼は塵となって消えた。しかし、八尺の鬼の奇声を聞きつけてやって来た鬼たちが後ろから迫ってきた。そのどれもが今まで見た通りの、人の形を保った弱い鬼であった。

    「あの八尺女の奇声を聞けるなんて珍しい。アイツは遊び癖が酷いからなァ」
    「ん?なーんだ、殺されてるじゃねーか。やっぱりデカいだけの奴だったんだな」
    「お、まだ生きてる人間がいるじゃねーか!」
    「なんだと!?俺が先に来たんだ、テメェはすっこんでろ!」

     そんな下衆の会話などに耳を傾ける事なく、ただじっと海月の死体を見ていた。ねじ切られた頸、右肩に刺さったままの刃先、今もなおどろどろと流れ続ける血……。狛治はこさえてもらった二本の短刀ではなく、海月の右肩に刺さっていた刃先を引き抜き握りしめる。握る右手が切れ、鮮血が滴り落ちた。

    「俺の獲物だッ!!」
    「あ、テメェ待ちやがれ!!」

     二体の鬼が走ってくる。しかし、二体の鬼は此方を向いてきた狛治の顔を見た途端に恐怖した。恐怖のあまり、動きが鈍った。

     まず先行していた鬼の頸を海月の刀で切り落とした。先頭にいた鬼が斬り殺されたのを漸く理解すると、もう一体の鬼は鋭く尖る爪を突き立てんとする。しかしそれよりも先に狛治の拳が顔面を捕らえた。仰け反った鬼の髪を左手で掴み、全集中の呼吸を持ち合わせて勢いよく地面に叩きつけた。
     本来、鬼にただの肉弾攻撃など無意味だ。そのくらい分かっている。

     ……だからこそ、長い間痛めつける事ができる。
     彼の頭には、怒りと殺意しか湧いてこなかった。どの様にしてこの鬼を痛ぶろうか、どの様にしてこの鬼を殺してやろうか。一撃では足りない。本来ならば八尺の鬼にしたかった、だが奴はもう灰だ。ならばこの怒りを、この虚しさを何処にぶつければ良い?……答えなど、どうでも良い。

    「ゥが……、このやろ、アがッ!?」

     様子を確認するべく、一度鬼の頭を髪ごと引っ張って起き上がらせる。何が何だか分からないと言いたげに目を回す鬼が悪態をつけるほど回復しているのを確認すると、今度は大きく投げ飛ばした。鬼は容易く吹っ飛ばされ、木に背中を打ち付ける。落ちていた二本の短刀、海月の刀の根本を拾い上げ、鬼が上を向いたと同時に短刀を腕に、折れた刀を脚に突き立て磔にする。そして、鬼の顔面を集中的に殴り続けた。
     初めこそ鬼は再生を繰り返して反撃しようとしていたが、その度に狛治の鬼気迫る表情に気圧されてしまった。再生速度も下がり、朝日が昇ってきた頃には、鬼は指先一つとて動かせなかった。



    ❇︎ ❇︎ ❇︎

     七日目の夜は、鬼にとっての地獄絵図と言っても良いくらいであった。“あの時”の再来であった。
     右手に血塗れの折れた刀の刃先を、左手に短刀を、腰にもう一本の短刀を携えて、“それ”は暴虐の限りを尽くした。
     弱い鬼たちは“それ”の元まで集まってくる。しかし弱い鬼たちでは“それ”を殺すことなど出来やしないのだ。
     “それ”は一体一体、丁寧に殴殺していく。次の鬼が来るまで、残った鬼を嬲るように殺す。傷は増えていく。かわすことも出来るが、回避する時間さえ惜しいと思ったのだ。怒りと殺意に従って、ただ殴り続けた。刀の振り方など分からない。分からないから殴り続けることにした。弱点である頸を日輪刀で切れば良いのなら、散々殴った後に斬れば良い。奴らには苦しむ時間を与えてやる。奴らを簡単に逝かせてなるものか……ただ、それだけであった。

     後に、鬼たちは“それ”について共有する。
     「素流の人鬼」。それが、彼の異名となった。



    「お帰りなさいませ」
    「おめでとうございます」
    「ご無事で何よりです」

     ……八日目早朝。そこにいたのは狛治だけであった。狛治以外の志願者は、全員死んだのだ。自分のものなのか鬼のものなのか、それとも海月のものなのか分からないほどに血に塗れた彼の表情は、ただ虚しいものであった。

    「まずは隊服を支給させて頂きます。体の寸法を測り、その後は階級を刻ませて頂きます」
    「階級は十段階ございます。
     甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸。今現在の貴方様は一番下の癸でございます」
    「さらに、今からは鎹鴉をつけさせて頂きます」

     白髪の少女が手を鳴らせば、一羽の鴉が狛治の肩に降りてくる。その瞳はどこか大人しく、そして年老いたのものに思える。

    「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます」

     ちらりと狛治の顔を覗き込んでくる鴉と目を合わせる。しかし今の狛治は疲れているのか虚しいのか、すぐに目を離す。鎹鴉は鳴くことなく俯く。

    「では、あちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ」
    「本日中に玉鋼を選んでいただき、刀が出来上がるまで十日から十五日となります」
    「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼は、御自身で選ぶのです」

     台座に置かれていた五つの玉鋼を見る。複数人生き残っていれば我先にと選んでいくのだろうが、ここに居るのは狛治一人だけ。ゆっくりと、一番大きな玉鋼を指差した。

    「……あの、聞いて良いですか?」
    「はい」
    「刀鍛冶は、指定できますか?育てて貰った人が、日輪刀を造る刀鍛冶でして。その人に作ってもらいたいんです」
    「分かりました。その様に手配いたします」
    「……ありがとう、ございます。阿留多伎霽吽と言う人です」
    「畏まりました」



    ❇︎ ❇︎ ❇︎
    【閑話休題~その後の話~】

     夕刻。狛治は支給服を貰い、藤襲山をくだる。鎹鴉は狛治の後ろをゆったりと追っている。

    (……だめだった)

     疲労感と共に、罪悪感とやるせなさが募る。あれほど『守るための拳』だと言ったのに、結局自分は誰一人とて守れず、この拳で鬼を嬲り殺した。
     痛めつけるための技ではないのだ。素流の技は決して、痛みと苦しみを……恐怖を与えるものではないのだ。なのに、自分は怒りに身を任せて……。

    (俺は、なんて事を……)

     最終選別が終わっても、海月のものであった刀の刃先を手放せなかった。初めて共闘したからだろうか?初めて人とまともに言葉を交わせたからだろうか?……こんなもの、未練でしかないのに。邪魔になるだけなのに、持ち帰ってしまった。
     海月が持っていた時の刃先は青色であったのに、今ではその色が薄くなっている。まるで雪の様だ。それが、「海月は死んだ」という事実を物語っている様で胸が痛む。


    「狛治!」

     小屋の前まで来れば、戸が勢いよく開かれると同時に幼体化した自分の鬼……猗窩座が飛びついてきた。幼体化しているとは言え、疲れた体に体当たりをかまされると流石に受け止めきれない。勢い余って尻餅を着いてしまった。幸い、今は日が暮れたので陽光は気にしなくても良い。

    「お前の怒りを感じて少し焦ったぞ。まさか、参加者の中に気に食わない奴でも居たか?そいつが生きているのなら俺が代わりにぶん殴ってやるぞ!それと、合格者はどれくらいだ?出会った鬼は強かったか?」
    「違う。生き残ったのは俺だけだ。鬼は一部を除いて弱かった」

     ……猗窩座は口をつぐんでしまった。元から下がっていた眉毛が更に下がるものだから、気を悪くしない様に乱雑に頭を撫でておく。

    「おう、戻ってきてくれたか」

     小屋の奥から阿留多伎の声がした。顔を上げれば、開きっぱなしの戸に背をもたれかけて腕を組んでいる。

    「……ただいま、戻りました」
    「おう」
    「……生き残ったのは、俺だけでした」
    「そうか」
    「でも……本当なら、高台も一緒だったんです」
    「……」
    「俺が、勝手に動いたから……。俺が、なりふり構わず突っ走ったから……また、守れなかった……!」
    「だが、心のままに動いていなければ今頃テメェさんは今以上に落ち込むだろうよ。お前さんは良くやったろうに、」
    「ダメでした……!守るための技だったのに、誰一人守れなかった!苦しませるための技じゃないのに、怒りに身を任せて、俺は、誇りである素流を、またッ!!」
    「もう良い。……もう、それ以上自分を責めてやるな。他人であるワシまで心が痛んじまうじゃねエか」

     阿留多伎の手が、狛治の頭部に触れた。ぽんぽんと軽く撫で、小屋に戻って行く。
     狛治の服を握る手が一層強くなる。悔しさと後悔、罪悪感に胸を痛める狛治を見て、猗窩座は良かったと思った。
     間違ってしまっても、狛治は心を痛める余裕がある“人間”だ。この姿を“人間”と言わずしてどうする。『狛治は心まで鬼には堕ちていない』。そう分かっただけ良かった。狛治と違い、自分はそれを聞いても悲しいと思わないし涙も流れない。自分が『心含めて完全な鬼なのだ』と分かって……良かった。
     何も感じないと言わんばかりに、猗窩座の表情は人間のように変わることはなかった。
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