彼が暗黒騎士の力を得ないまま、あの雲楼での決戦に臨んだ、もしもの話。
英雄としてではなく、一人の騎士として。
目の前のたった一人を救う為に、彼は聖剣を振るった。
振るって、しまった。
「………これで、いいんだ。これで……」
この戦い以降、聖剣も、ナイトのソウルクリスタルも、彼に応える事は無くなった。
"エオルゼアの守護と救済"の誓約を破った代償は、あまりにも大きい。
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