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    亜希!

    ワートリ、ジャンプ系→@starlit_16sky
    原神、ソシャゲ系→@starlit_sky_16
    進捗とかのスクショを適当に載せています。

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    亜希!

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    感想と発狂です。
    最近いろんなアニメを片手間で見ているので、感情のはけ口としてここに粛々と感想を載せるのがマイブームです。
    ちょっとネタバレ含まれます。

    ##感想

    「風が強く吹いている」を見ました見ました。正月を味わいました。なんなんすかこれ...情緒が持っていかれました。

    (あらすじ)(HPから引用)
    寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)は肌寒い三月、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていく蔵原走(カケル)に出くわし、下宿の竹青荘(通称・アオタケ)に半ば強引に住まわせる。ハイジには「夢と野望」があった。高校時代の怪我による挫折。でももう一度、走りたい、駅伝の最高峰・箱根駅伝に出て、自分の追求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかない。そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。竹青荘は特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。寮生のため炊事をこなすハイジをはじめに、大学に5年在籍している25歳ヘビースモーカーの
    ニコチャン先輩(平田彰宏)、双子の兄弟・ジョージ(城 次郎)とジョータ(城 太郎)、留学生のムサ(ムサ・カマラ)、実家が山奥のど田舎にある神童(杉山高志)、
    司法試験に合格済の音楽フリーク・ユキ(岩倉雪彦)、クイズ番組好きのキング(坂口洋平)、金と時間のすべてを漫画に捧げる王子(柏崎 茜)...。そんな個性豊かな面々が、その竹青荘が実は「寛政大学陸上競技部錬成所」であることなど知らずに共同生活を送っていた。ハイジは彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱根」に挑む。たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界など、壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどりつけるのか―。


    まぁざっくり要約すると弱小大学が箱根駅伝を夢見て仲間たちと笑いあり涙ありの共同生活を送りながら練習に励み友情を深めていくっていう話なんですが。自分で要約するとざっくりしすぎるのでHPから引用しました。

    以下、個人的良かったポイントを羅列していきます。

    まずは、設定が大学生なのがいいなとおもいました。まぁ箱根駅伝が大学生だから必然的に大学生が主人公っていうのもあるのかもしれないけど、基本こういうのって高校生とかメインなのが多いので大学生主人公ってのが新鮮でよかったです。自分は大学時代にサークルや部活に打ち込んでなかったので(同人活動とバイトばっかしてた)、あまり詳しいことはわからないのですが、高校よりも自主性が重んじられる大学生活の中で、最初こそそそのかされたとはいえメンバーたちが自らの意思で走ることを決意したのは、高校生設定からは得られない貴重さがあるようにも思いました。

    程よいコメディタッチなのが良かったです。そういうのが好きなので。2話からキャプテンのサイコパスっぷりが発揮されて面白い。あとは一番のコメディ要員についての発狂は後述します。

    良かったポイント三つ目は、嫌な奴が少ないこと。なんかスポーツ系のアニメって嫌な奴多いものはすごく多くてイライラして見れないんですが、この作品は1人くらいしかいない。いたとしても完全モブなのでまだ見れる。この嫌な奴はまた、はやりコンテンツだったらお腐されお姉さま方に薄い本の表紙で赤面させられて練乳とかかけられてネコミミつけられてただろうなって感じの奴なので、作中でどんなやな奴発言、イきり発言をしてても「お前そんなこと言ってるけど多分お姉さま方に同人誌で遊ばれるぞ」と思うことで一周回って面白くなってしまった。話は逸れましたが、嫌な奴が少ないので見ててストレスが少なめです。みんなの心が一つになるまでのいざこざにはちょっと気をもみましたが。


    最後の駅伝、マジで駅伝見ている気分だった。一人ひとりのドラマがあるみたいなこと本物の駅伝でも言われてる気がするけど、その片鱗を見た気分になれました。キャラ一人一人の名前を叫んでしまった。みんな思うところや過去の傷がありながら、走るという究極の一人の時間で自分と向き合っていく姿がとても良かった。わたしもこう、朝ジョギングできるタイプの人間で生まれたかった(何)


    絵が綺麗。プロダクションIGなのでハイキューといっしょですね。ストーリーもハイキューに引けを取らないと個人的には思ってるんですが、どうしてこう流行らなかったか。はやる流行らないは問題じゃないですね。いい作品の良さは見た人たちが味わえばそれでいいことですが、この作品の良さをもっとみんなに見て欲しいと思うのはどうしようもない。でもたぶんジャンプみたいな連載だったり継続中のソシャゲだったり、適度に餌を与えられないと創作できないから、わたしは口頭での布教を頑張りたいと思います。


    そんでさぁ~~~~~~~~~~!王子くんさぁ~~~~~~~~~~~!多分見た人が一度は王子くんがツボるといっても過言ではない(過言)
    マジなんなのキミは。顔がイケメンなのに陰キャオタクで服装も昔ながらのコミケいくオタクみたいな服着てさぁ。運動嫌いでよぼよぼで最初のうちはちょうちょと一緒に走ってます。きれいな顔して平然と吐くし、かっこいいセリフ言うシーンもどこかダサくて最高に面白い。Tシャツ文字芸が腹筋のトレーニングになるからやめて欲しい。でもこの王子くんこと茜くんですが、最後の箱根駅伝で第一区間を走るという大役を任されるのですが、チームの中で絶望的に遅いこの王子くんがそんなトップバッターを任されるのは、どんな状況でも、自分が一番遅くても動じない鋼のメンタルを持っているからという理由で満場一致で選ばれるのすごく良いし、実際しっかり走り切ってマジで感動しました。走る前にジャンプとかの主人公の名前を列挙するところあってマジでオタクなんだなと思いました。この世界にハイキューあるんだ…。cv入野自由さんなのでやけに「日向」の言い方になじみがあった。

    「一番楽なのは走らないことだって」言っているシーンがあって、それでも仲間のために走ることを選ぶのってマジですげ~~~~~~と思って情緒が破壊されてました。2024年にこの作品に出会えてよかった。「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。」って言葉の重みが見るとわかる。いい作品だった。な?王子くん

    来年からはちゃんと箱根駅伝を見ようかなと思いました。
    見てない方はぜひ見てください。
    マジで良い。
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