SS真ん中バースデー記念「再会」
左京さんの本業の都合で劇団からいなくなって、数度の季節がめぐった。
俺は買い出しやストリートACTとかで街に出る度、あの人を探す癖がついてしまっていた。
(危険な目にあってませんように…)
そう祈る日々が続いていた。
左京さんと俺は所謂、恋人という関係だ。
告白したのは俺からで、受け入れてもらえるまでには色々あったけど、今はいい関係を築けていると思う。
本業の都合で1度劇団を離れるとなった時は何も言わずに決めてしまった左京さんに苛立って大喧嘩をしたけれど、今となっては仕方ないことだったんだと思っている。
(あれ、この香りは…)
ふと考えに沈みこんでいた俺の鼻腔をくすぐる匂い。
買い出しの帰り道で
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