Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    itns__sousaku

    @itns__sousaku

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 69

    recommended works

    akira_luce

    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
    8

    ふう。

    DONE類司で風邪をひいた司くんのもとに類くんがお見舞いに来る話。
    お互いがお互いにとって居心地のいい関係であれたらいいなという思いを込めて書きました。

    ※司が風邪で肉体的にも精神的にも弱ってる
    ※司の幼少期捏造

    おそらく、というか絶対にネタ被りしてると思うが、妄想が膨らんだので……
    初めてまともに小説書くのでおかしな所があったらすみません🙇‍♀️

    初投稿を類司に捧げるッ!!
    いつもそばに枕元でアラームが鳴る音が聞こえる。目は閉じたまま、体を横にひねり、緩慢な動きで僕はアラームを止めた。朝は苦手だ。夜型ということもあって、なかなかスッキリとした目覚めとはいかない。


    寝転がったまま、寝ぼけ眼でスマホを見ると時刻は朝の7時を少し過ぎた頃だった。もう少し寝ていても良いけれど……そんなことを考えていると、ふとメッセージ通知があることに気が付いた。


    体をベッドから起こし、一度大きく伸びをする。伸びをすると同時にあくびも出てしまった。再度スマホに目を向け、通知を押すと開かれるワンダーランズ×ショウタイムのグループメッセージ画面。そこには司くんから「すまない。風邪をひいてしまった。今日の練習は三人で進めてくれ。」というメッセージが送られていた。自分以外の二人の心配のメッセージと「OK!」というスタンプも送られている。
    21814