应往之地Chapter2. 真正的搭档


朝比奈真冬的意识在梦中清醒。
向导的能力让她可以不受影响地穿梭于他人的精神世界，即使是普通人苏醒后大多数不会记得清内容的梦境，她也能清楚地确认自己的存在，并如同在现实一样记录梦境的内容。
——所以这不是她第一次在回忆的梦境当中看见这位蜷缩在封闭房间当中，拥有一头罕见的粉色头发的少年了。

雪总是不吝啬于向妹妹分享她的一切，在塔中结交的向导朋友也好、因为一些特殊原因需要帮助不好控制自己情绪的哨兵也好，还有去会面被挑选为结合对象的最优秀哨兵也好——在每天晚上的见面中，雪都会把一天当中发生的事情亲口告诉给真冬，然后再用精神交流把影像传递过去。
这是除了书籍以外，真冬唯一能够了解外面世界的方式。从觉醒能力之后被禁锢在这个房间开始，真冬就已经明白自己或许不再能够拥有自由。

珈琲南向き2階の2LDK。
下の階には賑やかな家族が暮らしている。
屋敷か野宿かの生活をしてきた俺達にはそのどちらでもなく丁度良い暮らしだった。
陽の射し込む部屋に起き上がった自分の影だけが伸びて、まだ寝息を立てている竜三の顔を少しのぞき込む。
少し空いたカーテンの、レースの柄が頬に落ちているのをしばらく眺めてから手を伸ばした。
短く揃った睫毛を撫ぜても起きる様子がなかったので、起こすほどの用事もないしと自室に溜め込んだ読み物を取りに行く。
俺があまりに毎晩竜三の寝床へ遊びに行くものだから、自室は倉庫と化していた。
隣にいると構ってしまいたくなるので、そのまま読み耽ることにしよう。知らないうちに竜三が起きていたほうが嬉しい。