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    ぱすかる

    🔞やワンクッションおきたいもの置き場

    ⚠️閲覧前に下記を確認お願いします⚠️
    🔞作品については未成年の方は閲覧禁止でお願いします。
    ポイピクログイン限定&パスワード制にしています。詳しい説明文はこの下に記載してある為、それ以上の事は質問されてもお答え出来ません。すみません。
    時々違うパスワードを設定している場合もあります。その時は作品と共にキャプションへ記載してあります。

    This is for viewing by minors❌!
    Each work has a password. A detailed explanation of passwords is provided below.
    We cannot answer any questions beyond what is written there. sorry💦
    Sometimes you may have a different password. It is written in the caption along with the work🙏

    ★🎈🌟のパスワード:cp名ローマ字(all小文字)+2人の誕生日の数字合計(4桁)
    全部で8文字

    ※cp名ローマ字はいつも投稿時に付けている4文字、誕生日の数字については、例えば1月1日と12月31日の場合、それぞれ0101・1231に直して足し算した合計の数という意味です。
    (例:0101+1231=1332)
    こちらを主に設定します。


    Password to use: CP name Roman letters (all lowercase letters) + total number of 2 people's birthdays (4 digits)

    ※CP name Roman alphabet: 4 characters that I always use when posting.
    Birthday numbers: For example, in the case of January 1st and December 31st, it means the total number that is corrected to 0101 and 1231 respectively and added.

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 🍑 💜 💛
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    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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