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    らくがき 納探含む

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    recommended works

    sangatu_tt5

    MEMOモデル🧲と🔮♀の立ち…ック婚姻届探占昨日まで付き合っていた彼女に「いい加減いつ結婚してくれるの?」とキレられ、結婚情報雑誌で頬を殴られた。丸められた雑誌は凶器に近い。仕事道具の顔を赤く染め、旅行カバンひとつで追い出された。
    馴染みのバーで飲んでいれば、場違いな女がずっと1人で窓の外を見ている。🧲がバメに「何あの子?」と聞けば、「好みかい?」と返ってくる。
    胸のデカさとお願いすれば簡単にヤラせてくれそうなおぼこい雰囲気は好みだが、服装があまりにも身の丈にあっていない。
    素朴な雰囲気の長い茶髪を揺らして、憂いに満ちた顔には淡い色のワンピース等が似合うのに、態とらしい黒のレースを使った大人な衣装は不相応さを演出する以外の意味をなさない。
    🧲「好みか好みでないなら抱けるかな…」
    バメ「はは、正直だね。あの子はダメだよ。婚約者がいるからね」
    🧲「こんな場所で1人なのに?」
    バメ「いつもは婚約者と来てるよ。まぁ、いい男かって言うと分からないけど」
    ふーんと背筋の伸びた彼女の姿を見ていれば、鳴り出した電話に答えている。場に合わせて潜めた声は🧲の元まで届かないが、別れ話なのはわかった。
    ボロボロと涙を流して、怒るでもなくた 1745

    sangatu_tt5

    MEMOこいぬちゃんぐさんの月蝕の元ネタだったやつ
    血族に売り飛ばされた🔮のるろ月(探占)
    売られてなどいない。自分で来たのだと言い聞かせる。
    愛しいあの子よりも自分が犠牲になる方がマシだと脳の中で繰り返す。

    🔮の住む集落の近くには血族の住まう森があった。不干渉。互いに見て見ぬふりをすることで薄氷の上を歩くような危うい均衡を保っていた。
    しかし、それは血族の気まぐれによってあっさりと瓦解した。
    血族の要求は簡単だった。村の中から誰でもいい。男でも女でも構わない。ただ、若者の方が良いが、生贄を出せ。
    身体を作り替えて、餌として飼う。
    もし出さないようであれば、ここに住まうものを皆殺す。
    理不尽な要求に村人は頭を抱え、村で1番美人な娘という意見が出たが、その女は村で1番の権力をもつ者の娘だった。
    娘を出す訳には行かない父親は、娘の恋人に白羽を立てた。
    親族のいない🔮は都合が良かったのだ。誰もが同意し、🔮は着たことのないほど豪奢な、まるで花嫁衣装のような白い服を着せられ、追い出された。
    血族の餌になる恐怖と見捨てられた悲しみ。🔮は震える手を祈るように握りしめて、古く草臥れた館の中に入る。
    🔮「…ご、めん下さい。要求の通り、参りました。」
    震える声で呼びかけるが、しんっと 1738

    sangatu_tt5

    MOURNING雀春ボツ賭場の脇、少し入った薄暗い路地のごみ溜めの近くを通りかかった時、くいっと足元の裾を引かれた。弱い弱い、か弱いそれは大の大人なら気付かないぐらいの力で、その時ノートンがそれに気が付いたのはたまたまだった。
     転ぶじゃないかと、傾いた身体を起こし、少し腹を立てながら、何処の浮浪者だと振り返る。この中華街では賭け事に興じて、事業に失敗して、理由は多々あれど、いつの間にか転落していく愚か者達が多々居た。
     どんな馬鹿だと鼻で笑ってやろうと見下ろした、そこには薄汚れた子供が立っていた。泥に、汚れに、ごみが付いた真っ赤な衣。痩けた頬に、細い指、非道な人間に蹴り飛ばされたのだろう頬には裂傷が出来ていた。

     「ごめんください……。占いできます。何でもします。だから、はたらかせてください」

     舌っ足らずな口を動かして、必死にノートンに縋り、仕事を下さいと言う。くぅぅと話している間にもその子どもの腹が鳴り、かぁっと顔を赤くしたその子どもは俯いて、もじもじと腹あたりの布を弄り出した。
     捨てられた子どもかなにかだろう。良くもまぁ、売り飛ばされずに路地にいれたものだと変にノートンは感心してしまった。
     黙 2904