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    2021.2.14のつぶやき

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    recommended works

    Rikka0424ys

    DONE*付き合ってませんが、五(無自覚)×悠(自覚あり)。

    *五条が夏油に手をかけた日…夏油の命日の話しです。普段の疲れが余りに溜まってしまい、精神的にヤられちゃった五条です。

    *何でも許せる方向け。

    DREAMS COME TRUE様の【やさしいキスをして(2004年2月18日リリース)】の歌詞に寄せてます。
    やさしいキスをして。(五悠?)「ゴメン。釘崎、伏黒。俺、用事思い出したわ。先に帰えんね!!」
    今日は3人揃って夕飯を食べようと街へ繰りだしていた時だった。スマホの新着通知を確認した悠仁が、それだけ言い残すと慌てたように駆け出す。


    「え、虎杖?!急にどうしたのよ、アイツ…。でも、用事ってなんなのかしら?」
    詳しい事を聞こうと野薔薇が声をかけたが、悠仁は遥か彼方へ走り去っている。
    「…さぁ?あ、コンビニ寄りたい」
    「解った」
    無言で悠仁を見送った恵は、野薔薇とコンビニへ立ち寄るのだった。


    ーー
    通知と共に表示されたメッセージには、ただ一言

    『会いたい』

    だけで。いつもの軽いノリは影を潜んでいる。
    普段とは違う様子に、悠仁の不安が募る。
    (先生…)
    流石に呼吸も苦しくなってきて、スマホを仕舞うのももどかしく握りしめた掌は、手袋をスマホを操作する際に外してしまった為に、指先が凍るように冷えてきたが、構わずに悠仁は走り続けた。
    1142

    pekodoria

    PROGRESSゲイの悠仁とバイの悟の話をこんな感じで書いてます。ちょっと長めの話になりそうなので、こんな雰囲気の五悠だよってことで置いておきます。興味持ってくれる人がいたらうれしいな
     ざあざあと雨が降る夜だった。新宿の街はネオンが光り、水たまりの反射で煌びやかに彩る。あちらこちらで男女の艶やかな声が聞こえる。夜は始まったばかりで、昼間とは違う喧騒で埋め尽くされていた。
     その中にその男の子はいた。雨の中傘もささずに。キャップを被り顔は見えないが少年と青年の間の年ごろだろう。向かい合っている男がその子に何かを叫ぶ。この街じゃよくあるセリフ。お互いのマッチングが合わなかった結果。その鬱憤を男は目の前で立ち尽くす少年に吐き出しているのだ。

    (あーあ、かわいそうに)

     僕はその光景を傘の合間から横目にし、そしてすぐ興味をなくした。

    (こんなの毎日どこかで起こってる。今日は君たちってだけ)

     僕は目的地に近くを通りかかっただけ。野次馬になる気はないし、ただちょっと気になっただけ。キャップの横から見えたピンク色の髪の少年が。ネオンに反射するその色は、ちょっとだけ綺麗だなって思っただけ。それだけなんだ。だから歩き出した瞬間に、もう頭からは消える。僕にとってそんな存在だった。はずだった。
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