「お前はさあ」
酔いつぶれた牧場がテーブルに突っ伏しながら呻く
牧「顔が良すぎんねん、もうちょっと控えや」
七「無茶言うなよ」
牧「美形の筈の俺が霞むねん」
七「鏡見ろ」
牧「ハァ!?お前俺の事なんやと思っとるんか」
七「生後3ヶ月のチンパンジー」
牧「可愛いやんけ」
牧「ともかくちったぁ隠しや 横におると俺マネージャーさんみたいになるんやで」
七「あ、お疲れ様です」
牧「お疲れ様です〜、次2時間後にお台場まで移動します〜ってバカ!!!!!!!!」
七「隠してどうにかなる問題ではないだろ」
牧「とりあえずマスクしてみ、理論上オーラの6割は予防できる」
七「人の顔を花粉みたいに言うな」
七々木、黒マスク装着
牧
_人人人人_
>ガラ悪<
 ̄YYYY ̄
牧「最悪のチンピラやんけ」
七「失礼でしかない」
牧「これあれやで、並んだら完全にいたいけな俺がカツアゲされてるようにしか見えん」
牧「ツッコミなんかされた日にはその場で即通報やわ通報!!!」
七「どこまでキレてんだよ」
牧「あかんあかん却下やこんなん マスク外した時のギャップで七々木の顔面が助長されて終わりや」
七「助長言うなよ」
牧「ほなら次こっちつけてみ、これなら少なくともチンピラにはならんやろ!」
七々木、鼻眼鏡装着
牧
_人人人人_
>あかん<
 ̄YYYY ̄
七「なんでだよ」
牧「おもろすぎる!!!!!!!!ファーーーーwwwwwwwwwwwwww」
七「さ○まさんみたいな笑い方するじゃん」
牧「これは○んまさんも腹筋崩壊やでお前」
七「失礼なんだか光栄なんだか分かんねえな」
牧「これは俺のオモロが霞んでしまうやつや」
七「万事休してるじゃねえか」
牧「ちなみにこの鼻眼鏡、紐を引っ張ると眉毛が動くんやで」
紐を引く牧場
ピヒョーと言う音と共に鼻眼鏡の眉毛が勢いよく跳ね上がる
牧「あかん勝てへん!!!!!wwwwwwww」
牧「お前セコいでほんま…」
七「さっきから俺何もしてねえんだわ」
牧「どうして…どうしたって俺は霞んでしまうんや…俺はソロなら充分世間に太刀打ちできるイケメンやのに…」
七「その自己肯定感はどこから来てんだよ」
牧「当たり前やんお前 この世界に俺より顔の良い奴は何人おると思っとるんですか〜?」
七「おいやめろ アイコンタクトすんな 他に誰もいねえのに無言で合図すんな ウインクやめろ出来てねえわ💢💢💢」
牧「チャッチャッチャ〜ラッチャッチャッチャ〜ラッチャッチャッチャ〜ラッ」
七「(渋々羽織っていたパーカーを脱ぎ)35億」
牧「俺ド底辺やんけ」
七「自覚しろ」
牧「嫌や嫌や〜!!俺の顔面偏差値は53万あるんや〜!!!!」
七「戦闘力か」
牧「もうドラゴンボール集めて七々木の顔をフ○ーザ様にしてもらうしかない…」
七「それはそれで隣に立つの嫌だろ」
牧「俺と一緒に旅に出ような、七々木!」
七「心底嫌だ…」
牧「お前に決めた!七々木、ゲットやで!」
七「人間を使役するな」
牧「そういえば俺最近ナゲキ捕まえたから名前ナナキにしてやったで」
七「奇遇だな 俺もヨクバリスにマキバって名前つけてる」
牧「行け七々木!空き缶の後片付け!!」
七「自分でやれ!!!!!!!!」