2022/9/18
模写・ゴールデンカムイ(扉絵)
線画:リアルGペン
塗り:不透明水彩・エアブラシ
【気づいた事】
描き進めて気づいたがおそらく線画は不透明度低めの鉛筆系、塗りは分からなかったので不透明水彩。
構図は人物に動きがあるが全体が「▲」にまとめられていてスッキリして見える。
塗りは全体的に彩度は低めで、ハイライトも部分的にしかかけてない。
特に杉元は服の色が暗くなりがちだが、奥側の手足に薄い紫~緑のエアブラシをかけたり外套をグリーン系でまとめてたり隣の白っぽいアシリパに比べて重たくなり過ぎないよう工夫されている。
肌部分の線画はしっかり目に色トレスされている。
杉元の目にはハイライトも入ってないが、目元に薄紫の帽子の影が落ち、野生動物のような獰猛さと妖しさが演出されている。
マキリや弓矢、銃などの小物類がきわめてしっかりと丁寧に描き込まれており、アイヌ模様や縄の三つ編みや結び目まで正確に描かれている所に、野田先生の敬意が伝わってくる。
対して服のしわなどはざっくりと描かれているが、道具類を引き立たせるためだと思われる。
パースのついた銃を正確に描けており、非常にデッサン力も高いが実物の資料を大量に持っているからこそ。

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