うちの子設定（じゅじゅ）★犬飼美月（いぬかいみつき）
・呪術高専2年/階級:準1級
・入学方法:家系
・呪法:呪犬操術またの名を犬神憑き
・得物:両手鎌（攻撃時）、魔術書（守備時）
【詳細】
黒い髪に真紅の目が特徴的な大人びた少女。犬飼家第21代目当主、生まれた時より当主になると決まっていた。呪力は初代当主、5代目、8代目、18代目に次いで5番目に高い。お付きに楼樹（ろうじゅ）という青年がおり、彼との交互に攻守を入れ替えて戦う。生得領域を有している。
【補足】
⭐︎犬飼家:御三家に危険視されているが、呪術界ではそれなりの権力を持つ。当主は輪廻転生により出現。予兆として日食・月食が同日に起き、その日に生まれた女児が当主となり名も【美月】と確定される。当主となる女児は前世以降の記憶を有しているため、特段取り仕切りなどの引き継ぎはない。物事がある程度行えるようになると、当主の座を先代から受け継ぐ。初代の出身は現在のヨーロッパ諸国に辺り犬を操ることに長けていた。5代目が平安時代に生を受け呪法として確立し手記として魔術書を残した。8代目が中世ヨーロッパで再度出現し暴走したが、系譜は途絶えることなかった。18代目は日本にて出現し暴走し一時は呪術界の壊滅をも目論みかけた。
⭐︎呪犬操術または犬神憑き
呪霊化または精霊化した犬や狼を操る呪法。憑き神を介した呪法であり、強さに関しては当主の呪力に反映される。【本体】が完全に壊されない限りは分体を召喚可能。
⭐︎生得領域
名を「犬飼家の蔵書庫（ハウンドリーズライブラリー）」。先代たちが残した手記たる魔術書を内包した図書館。そこには1体の巨大な白い狼が鎮座している。魔術書から呪力の量増し、防御陣の形成、武具形成など様々なことが行える。狼との連携攻撃も可能。【誰】の生得領域かを見極めなければ勝ち目はない。
⭐︎お付きの存在
楼樹（ろうじゅ）と言う名しか知られていない短い白髪に一房藍色のメッシュがある男性。12代目よりお付きとして存在している。その正体はとあるヨーロッパ地方に出現した巨狼。11代目が弱って来ているそれに声をかけ呪霊とした。以降本体は生得領域で生活している。美月が召喚する犬たちは彼の分体、そのため分体を通して呪力を送り込むような攻撃は楼樹も攻撃を受ける形になる。攻撃時は片手剣と盾、守備時は美月の魔術書を使う。

★紫月 緋翔（しつきひしょう）
・呪術高専1年/階級:3級
・入学方法:家系
・呪法:狐憑き
・得物:日本刀（打刀よりは小振り）
【詳細】
赤みがかった黒髪の少年。呪力は中の上。のんびりした性格だが、戦う時だけ好戦的になる戦闘狂。剣術は母親譲り、体術は父親譲り、急所の狙い方は兄譲りな戦闘においてはほぼエキスパートレベル。いつも小狐を何匹か連れており、よくお昼ご飯を狙われている。生得領域を有している。
【補足】
⭐︎紫月家:狐憑きの家系の一つ。4つの尾を持つ四月狐（しつききつね）を崇拝している。派閥争いなどには加担しないが、一度火がつくとどこまでも獲物は逃さない戦闘狂一族。女系一族で現当主は緋翔の母親。
⭐︎狐憑き:文字通り狐に憑かれている。その狐を呪力で操り攻撃を行なっている。
⭐︎生得領域
名を【お狐様の離れ宮】。千本鳥居が連なる迷宮。対象を見失えば死は免れられず、迷えば領域に住む狐たちの餌食になる。その最奥にいるのは巨大な社とその中に君臨する紫色が穂先を染める4本の尾を持つ狐。そこまでたどり着いたものは誰もいない。

★藤宮美津保
・呪術高専1年/階級:4級
・入学方法:スカウト
・呪法:言血呪法（ことのちじゅほう）
・得物:護身用の守刀、メモ帳サイズの本（余白ページあり）、かんざし仕様の超小型ナイフ
【詳細】
普通の少女だが、自己の血で書いた文字を言葉とし音と成すことで攻守を行う言霊使い。たまたま襲われた呪霊が彼女を傷つけ咄嗟にその血で文字を書き読み上げたのを、呪術師に発見されたのが始まり。予めメモ帳サイズの本に必要な語録が書いてあり、戦闘時はそれを読み上げる。遠隔操作や時間差攻撃、結界など応用は可能だが、結界などの大規模な呪術になると必要な血の量も増すため基本的には使用しない。大規模呪術の場合は血を含ませた紙に血を混ぜた墨やインクで文字を書き、それを指定の場所に設置する方法を用いる。緊急時は余白ページに即席で記載する。