本誌ネタバレそれでは当たらぬわ時行のシーンについて。
貞宗殿はなんで目を瞑ったのかいくつか考えてみた。
〈当たらないと分かったから〉
前回の青野原、亜也子ちゃんが庇わなければ死んでいたシーンを思い出して、騎乗せず兜も被らず護衛もおらず、明らかに仕留められる場面であったにも関わらず、恐らく若は、貞宗殿の首を取る事に迷いが出ていたように思った。貞宗殿はその迷いを見逃さず、防御の姿勢を取らず更に目を瞑って無抵抗な状態を晒したことが無言の挑発行為だったんじゃないかな。射れるものなら射てみよみたいな。
流鏑馬の難易度は分からないけど、この日の為に鍛錬をしてきたはずだから、あの状況で動かない大きい的を外す事は、技術的には無いと思うんだよね。てことはやっぱ、父の如く尊敬している相手の命を取る事に迷いが出たから、外してしまったのかなと。敢えて外したのか、外れてしまったのかは分からないけど。頭スレスレ、烏帽子を掠めてたから、外れてしまった方が可能性高いかな?
〈死を悟ったから〉
若は騎乗、貞宗殿は前述の通り無防備。至近距離の騎乗からの射撃の威力に死を悟って、潔く撃たれようとした?確実に仕留められる現実に若が動揺して、外してしまった。戦において大将を前に未熟な所を悟られてしまい、それでは当たらぬわ、となったのか。貞宗殿って、犬追物の時の落馬した時、身を守ってたし(そういう試合だからだけど)、二回目の南北朝鬼ごっこで落馬した時も刀抜いて抵抗の意思を示していたから、今回も抵抗するものだと若は思ったんじゃ?で、無抵抗だったから動揺してしまった。
ただ、戦が始まったばかりで貞宗殿がこんなすぐに諦めるのか?って言ったら、それは無さそうだなとも思うんだよな。
〈その他の理由〉
・奥義習得の為の秘密がある
我が奥義盗んだつもりかと言っているので、奥義習得の為の明かされていない何かがあるのか?ジャンプの展開的にはありそうだけど、逃げ若的にはどうだろう。
・貞宗殿が最小限の動きで避けた。
目に見える情報を遮断する事で、肌で感じる僅かな空気の動きなどを感じ取り避ける事ができるのだ!!!!ジャンプ的には大いにありそうな展開と能力だけどこれもないかな笑 貞宗殿の一番の能力&チャームポイントだから敢えて封じないよね。
・若の腕がまだまだ未熟だった。
これもうーん…子供の頃から弓は得意と言っていたし、鍛錬もしてたからなぁ。
などなど一日中色々考えてました。
この件については、この先の展開で答え合わせが出来ると思うのですごく楽しみです。