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    YOUNANA0123

    @YOUNANA0123

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    YOUNANA0123

    ☆こそフォロ

    OVAミタロイ現パロスーツの設定考えてなかったからぐろっくくんに適当に書いてもらった。

    凍てついた湖の波紋東京の夜を切り取る高層ビルの一角、総合商社「Galaxy Nexus Global」のオフィスは、静寂に包まれていた。ガラス張りのフロアは星空を映す鏡のようで、その中で二人の男が、対照的な光を放っていた。

    ミッターマイヤー、営業部の部長。金髪は陽光のように眩しく、笑顔は春風のように温かい。彼の声が響けば、フロアの空気が一瞬で和む。どんな難題の商談も、持ち前の明るさと大胆不敵な行動力でまとめ上げ、社内では「疾風ウォルフ」と呼ばれていた。だが、その溢れるエネルギーは、時に周囲を飲み込む嵐でもあった。

    対して、ロイエンタールは経営企画部の部長で、黒と青の金銀妖瞳は氷のように冷たく、鋭い。その視線はまるで心を切り裂く刃だ。分析力と戦略眼で経営陣の信頼を一身に集め、会議では他部署の甘い計画を容赦なく切り捨てる。口が悪く、孤高な態度は「怖いけど有能」と囁かれていた。だが、直属の部下は知っていた。感情に流されず、誰にも公平で、厳しさの裏に部下を成長させる気遣いがある、「厳しいが頼れる上司」――その評価は、彼の仮面の下に隠された真実だった。

    ロイエンタールの心は、まるで凍てついた湖のようだった。表面は静かで冷たく、誰も近づけぬように見える。だが、その下には、誰にも見せない激しい感情のうねりが潜んでいた。彼は自分を「欠けた存在」だと信じていた。完璧な戦略家、冷徹な部長としての自分は、同時に他人を遠ざけるための鎧だった。心の奥底で、誰かと繋がりたいと願いつつも、その願いを自ら否定する。なぜなら、彼は知っていた。自分は光を浴する資格がないと。


    交錯する軌跡

    二人が初めて肩を並べたのは、大手クライアントとの新規プロジェクトだった。ミッターマイヤーの情熱的な営業力とロイエンタールの冷徹な戦略が融合し、誰もが不可能と諦めた契約を一ヶ月で勝ち取った。社内は驚嘆に沸いた。

    打ち上げの席、ビルのラウンジで、ミッターマイヤーはグラスを手に笑いかけた。「お前、あのデータ分析冴えてたな。さすがだ!」

    ロイエンタールはグラスを傾け、夜景に目をやる。「ふ。ミッターマイヤーの交渉がなかったら、データなんてただの紙だ。」冷たい声とは裏腹に、金銀妖瞳には一瞬、柔らかな光が宿った。ミッターマイヤーの笑顔が、彼の心の湖に小さな波紋を広げていた。だが、彼はすぐにその波を抑え込んだ。こんな感情は、自分に許されるものではない。

    その日から、二人は頻繁に組むことになった。営業部の熱と企画部の冷静さが交錯し、まるで運命の歯車が噛み合うように、どんな難題も鮮やかに解決していく。2人ののコンビは「双璧」と呼ばれ社内の伝説となり、無敵の名を欲しいままにした。だが、仕事が終われば、ロイエンタールはそそくさとデスクに戻り、ミッターマイヤーとの距離を保つ。まるで、近づきすぎれば溶けてしまう氷のように。


    届かぬ想い

    ミッターマイヤーは、ロイエンタールの孤高な態度に苛立ちを覚えながらも、彼の全てに惹かれていた。鋭い頭脳、部下への隠れた優しさ、時折垣間見える脆さ――ロイエンタールの仮面の下にある人間らしさが、彼の心を強く揺さぶった。彼は知っていた。ロイエンタールがどれほど自分を律し、他人を遠ざけようとしているかを。

    「なあ、ロイエンタール。仕事終わりに一杯どうだ?」ミッターマイヤーは何度も誘った。笑顔で、軽やかに。だが、返事はいつも同じ。

    「悪い。用事がある。」ロイエンタールは書類に目を落とし、短く答える。その声は、心の扉を閉ざす音のようだった。

    ロイエンタールの心は、ミッターマイヤーの笑顔を見るたびに揺れた。彼の純粋さ、前向きさは、凍てついた湖に差し込む陽光のようだった。だが、その光は眩しすぎる。自分はそんな光に浴する資格がない。ミッターマイヤーのような人間は、皆に愛される存在だ。自分は、ただの冷たい影にすぎない。そう信じることで、彼は心の均衡を保っていた。


    実力行使の夜

    ある晩、大きなプロジェクトの納期前日。オフィスは静寂に沈み、時計の針は22時を回っていた。ミッターマイヤーとロイエンタールは、ガラス張りの会議室で最終確認に追われていた。蛍光灯の光が、書類とモニターに白く反射する。

    「ロイエンタール、ちょっと休憩しないか? コーヒー淹れるよ。」ミッターマイヤーは椅子を傾け、いつもの笑顔を向けた。

    「いらない。終わったら帰る。」ロイエンタールはモニターに視線を固定したまま、そっけなく返す。だが、心の奥では、ミッターマイヤーの声が波紋を広げていた。彼はそれを無視しようとした。いつものように。

    だが、ミッターマイヤーの目は燃えていた。彼は立ち上がり、ロイエンタールのデスクに近づくと、強引に椅子を引いて向き合わせた。突然の行動に、ロイエンタールの眉がわずかに動く。

    「何だ?」ロイエンタールの声に、珍しい動揺が滲む。

    「いい加減、逃げるのやめろ。」ミッターマイヤーの声は低く、熱を帯びていた。彼はロイエンタールの目を真っ直ぐに見つめた。「俺はお前のことが好きだ。仕事の相性だけじゃない。お前の全部が好きなんだ。」

    ロイエンタールの心が凍りついた。好き? ミッターマイヤーが? 自分を? 金銀妖瞳が激しく揺れ、胸の奥で何かが砕ける音がした。ありえない。この男は、皆に愛される光だ。自分は、冷たく、欠けた影だ。ミッターマイヤーの言葉は、凍てついた湖の表面を叩き割るように響いた。彼の心は混乱に飲み込まれる。なぜ? なぜ自分を? 彼のような人間が、こんな自分を好くはずがない。なのに、ミッターマイヤーの瞳はあまりにも真剣で、その熱がロイエンタールの心を焼き焦がす。「…バカな。お前みたいな奴が、俺なんかを好くわけがない。」声は震え、仮面の隙間から本音が漏れていた。自分でも気づかぬうちに、彼はミッターマイヤーを求めていたのだ。

    「何で決めつけるんだ!」ミッターマイヤーの声が一瞬鋭くなり、すぐに抑えられた。「お前の自分自身への厳しさも、部下を、人をちゃんと見て気遣いができるところも、意外と面倒見が良いところも全部知ってる。俺はお前が欲しい。」

    ロイエンタールの金銀妖瞳が揺れる。彼は立ち上がり、ミッターマイヤーから距離を取ろうとした。だが、ミッターマイヤーは一歩踏み出し、彼の手首を強く掴んだ。オフィスの静寂の中、二人の息遣いだけが響く。

    「離せ。」ロイエンタールの声は低いが、脆い。心の湖が、ミッターマイヤーの熱で溶け始めていた。

    「嫌だ。」ミッターマイヤーはロイエンタールをガラス窓に押し付け、顔を近づけた。夜景の光が二人の輪郭を照らす。「逃げるなら、こうやって捕まえる。」

    ロイエンタールの頬に、ほのかな紅が差す。冷徹な仮面が剥がれ、動揺と戸惑いが露わになる。ミッターマイヤーはその表情に心を奪われ、そっと唇を重ねた。柔らかく、しかし確かな熱を込めて。

    「…っ、馬鹿か、ミッターマイヤー。」唇が離れた後、ロイエンタールは息を整えながら呟く。だが、その声にはいつもの鋭さがなく瞳は揺れていた。凍てついた湖が、ついに溶け始めた音だった。

    「馬鹿でいい。お前が俺のこと、ちゃんと見てくれるなら。」ミッターマイヤーは笑い、額をロイエンタールに寄せた。夜景の光が、二人の間に静かな約束を刻んだ。


    夜の果て、情熱の始まり

    結局、仕事が終わったのは午前0時を過ぎていた。オフィスの蛍光灯は半分消え、夜の静けさが一層深まる。ミッターマイヤーはデスクに背を預け、軽く首を振った。「あー、終電がなくなってしまったな。」

    ロイエンタールは書類を片付けながら、淡々と答える。「タクシーを呼べばい。」だが、彼の心はまだ揺れていた。ミッターマイヤーの告白が、凍てついた湖の底を攪拌し続けていた。自分が彼に求められているという事実が、信じられないほどに胸を締め付ける。

    ミッターマイヤーの唇に、笑みが浮かぶ。「それより、もっと良いことがあるぞ。」彼はロイエンタールの腕を掴み、半ば強引にオフィスを後にした。夜の街を抜け、近くのホテルへと向かう。ロイエンタールは抗う素振りを見せたが、その足取りはどこかためらいがちだった。心の奥で、彼はすでにミッターマイヤーの熱に身を委ね始めていた。

    ホテルの部屋に入ると、ミッターマイヤーは扉を閉めるや否や、ロイエンタールを壁に押し付けた。突然の行動に、ロイエンタールの金銀妖瞳が驚きに見開かれる。だが、ミッターマイヤーは迷わず唇を重ねた。熱く、貪るようなキス。ロイエンタールは一瞬硬直したが、その熱に抗えず、ゆっくりとキスを受け入れた。心の湖が、完全に溶けていく感覚だった。こんな自分でも、ミッターマイヤーには必要とされている。その事実が、彼の胸を熱くした。

    キスは次第に深くなり、ミッターマイヤーの唇がロイエンタールの息を奪う。「んっ…はぁ…」ロイエンタールの声が漏れ、普段の冷徹さはどこにもなかった。彼の心は、ミッターマイヤーの情熱に飲み込まれ、初めて感じる解放感に震えていた。

    「ミッターマイヤー…何を…?」ロイエンタールの声は震え、戸惑いが滲む。だが、その声には、どこか期待が混じっていた。

    「わからないか?」ミッターマイヤーの声は低く、しかし優しく響く。「俺はお前が欲しいって言ったろ。」

    ロイエンタールは目を逸らし、唇を噛む。「…いや、でも俺は…」心の奥で、なおも自分を否定する声が響く。自分は欠けた存在だ。ミッターマイヤーのような光に相応しくない。だが、その声は、ミッターマイヤーの次の言葉でかき消された。

    「俺が嫌か?」ミッターマイヤーの目が真剣にロイエンタールを捉える。

    「そんなわけない!」ロイエンタールの声が思わず高くなる。「お前はいつだって正しくて、眩しくて…俺の憧れだった!」その言葉は、彼の心の奥底から溢れ出た本音だった。ミッターマイヤーの光に、ずっと憧れていた。自分には手が届かないと思っていたその光に、今、触れられている。ロイエンタールの胸は、驚きと喜びで満たされた。

    ミッターマイヤーの目が柔らかくなる。「…ロイエンタール。じゃあ、いいよな?」彼の声は、まるで約束を確かめるように穏やかだった。

    ロイエンタールは小さく、こくんと頷いた。心の湖が、完全に溶け、ミッターマイヤーの熱に委ねられた瞬間だった。

    「ベッドに行こう。」ミッターマイヤーはロイエンタールの手を引き、ベッドへと導いた。二人は再び唇を重ね、互いの服を脱がせ合う。布が滑り落ちる音が、静かな部屋に響く。ミッターマイヤーはロイエンタールをベッドに押し倒し、その白い肌を見つめた。「綺麗だ…お前、どこもかしこも綺麗だな。」

    「やめろ…そんなわけ…」ロイエンタールは恥ずかしげに顔を背けるが、ミッターマイヤーはその頬に手を添え、視線を絡ませる。ロイエンタールの心は、こんな言葉を受け入れることにまだ慣れていなかった。だが、ミッターマイヤーの真剣な瞳が、彼の不安を溶かしていく。

    「いや、綺麗だよ。」ミッターマイヤーの声は確信に満ちていた。彼の唇がロイエンタールの首筋を滑り、胸の頂きに辿り着く。そこを軽く食むと、ロイエンタールから小さな声が漏れた。ミッターマイヤーは舌と指で丁寧に味わい、さらに下へと進む。ロイエンタールの陰茎に触れると、甘い吐息が部屋に響いた。ロイエンタールの心は、ミッターマイヤーの触れるたびに高鳴り、自分がこんなにも感じること、求められることに驚きながら、快楽に身を委ねた。

    ロイエンタールが一度達すると、ミッターマイヤーはその熱を利用し、後孔を丁寧にほぐした。その間も、ロイエンタールの口から途切れ途切れの声が漏れる。ミッターマイヤーはその声に煽られ、自身の欲望を抑えきれなくなる。彼がロイエンタールの中に入ると、ロイエンタールの声は一層高くなった。ミッターマイヤーは我慢できず、ロイエンタールを激しく穿ち、二人は情熱の波に飲み込まれた。互いの熱が交錯し、果てた瞬間、二人は愛を確かめ合った。ホテルの窓から差し込む光が、二人の絆を静かに祝福していた。ロイエンタールの心は、初めて完全に解放され、ミッターマイヤーの光に浴していた。


    新たな地平

    それから二人の関係は、ゆっくりと、しかし確かに変わっていった。ロイエンタールは依然として冷徹な部長として君臨するが、ミッターマイヤーと二人きりの時には、心の鎧を脱ぐ瞬間が増えた。彼の凍てついた湖は、ミッターマイヤーの熱で温まり、かつてない安らぎを感じていた。ミッターマイヤーはそんなロイエンタールを愛おしく思い、仕事でもプライベートでも彼を支えることを誓った。

    社内では、「双璧」のコンビが無敵の成果を上げ続けていた。だが、誰も知らない。深夜のオフィスで、そして夜のホテルで交わされた二人の約束が、彼らの絆を星のように輝かせていることを。
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