『赫朋』〜つぼ浦匠の場合〜(恋人、おうち)
ベッドで蹲る彼女にどうしていいか分からず狼狽える🏺。
とりあえず傍に座り耳を傾ける。
🏺「なぁ。大丈夫か?」
「これが大丈夫に見える?」
🏺「あ?それ、俺の真似か??」
「そう」
🏺「冗談言えるなら平気か」
「いや、ハチャメチャに痛いよ。冗談言って紛らわしたいくらいには痛い。」
🏺「どうしたらいい?」
「どうもしなくていいよ」
🏺「なんかして欲しいこととかねぇのか?」
「ない…かな」
🏺「そうか…」
「こういう時の男って無力よね」
🏺「あ"?おい。もしかしてそれも真似してんのか?」
「ふふ。どうでしょう。」
🏺「やっぱり余裕じゃねぇか」
「嘘。余裕なんてないよ。狼狽えるつぼ浦が珍しくてつい揶揄いたくなっちゃったの。」
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