Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    Dochi_Kochi28

    @Dochi_Kochi28
    習作も完成品もワンドロもごっちゃごっちゃ 自家発電が6割です
    各イラスト並びにSSに解釈違いの可能性あり +一部BL+R18ありご容赦ください

    当アカウントのイラスト・小説の無断転載・ほかの方への二次配布・改変・模写作品のSNS投稿+グッズ化しての第三者販売はご遠慮ください。(個人の範囲でのみお楽しみください。)
    Please do not reprint, modify, or post any copy without permission.

    当アカウントが制作した、二次創作・オリジナル問わず、イラストをAI学習サービスで利用するのはご遠慮願います。
    (※個人利用でも不可

    わたしが かいた イラストを
    AI に 学習させることは ぜったいに しないでください

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 504

    Dochi_Kochi28

    ☆quiet follow

    聖剣伝説LOM
    瑠璃の話。 
    宝石泥棒編終了後、マイホームでお泊まりする話。

    あたたかい家煌めきの都市が復活しても、真珠姫が何かにつけてここに来たがるものだから、すっかり近道を覚えてしまった。


    「おにいさまの家、あったかい。」
    暖炉のある部屋で、うたた寝しながら口にした真珠姫の言葉が、自然と思い出される。


    「この家、あたたかいな。」
    ぼんやりと、ベッド替わりの長椅子に横たわり、天井やら梁やらを見つめてみる。
    煌めきの都市の部屋の居心地は決して悪くないけれど、この家は確かに居心地が良くて、あたたかい。
    そういえば、この家で休んだのは、核が傷ついた時が初めてだったか。
    あのときは何もかも必死で、真珠姫のことだけで一杯だった。


    「自分の家、ってそんなものだよ。瑠璃も、少しずつ作って行けば良いんじゃないかな。」
    ぼんやりと、煌めきの都市で、貰った部屋のことを考える。
    石造りで頑丈なのはいいけれど、この家に比べたら、なんとなく冷たいのだ。何か家具を置いてみたら変わるのだろうか。
    「考えてみる。絨毯でもしくかな。」
    「小さめで良いなら、テーブルと椅子、作るよ。木材も結構余ってるから。」
    「頼もう、かな。あと、本棚。」
    「瑠璃が、本棚?そんなに本、あるの?」
    「都市に入ってから、ちょっとな。歴史書や地図ばっかりだが…なんだよ、俺が本読んでて、文句あんのか。」



    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    Dochi_Kochi28

    DOODLEちょっと書いてみた、「FF11 竜騎士ジョブ取得クエスト」のお話です。
    なるべく原作寄りにしていますが、ちょっとだけ変えてあります。

    FF11のミカン好き…竜騎士様に捧ぐ。
    大きな大きなお山がいっぱいある中に、ひときわ大きな大きな竜の骨がありました。

    その骨のちょっとしたくぼみには、今、ふしぎなふしぎな卵がのせられていたのでした。

    「この卵は、ドラゴンの卵かもしれません」
    そう言われた一人の冒険者は、見つけた卵を孵すべくこの大きな竜の骨に来ていたのです。

    まだかな?まだかな…と冒険者は不思議に思いながら、待ち続けました。卵は持ってくる間不思議に暖かいままでした。


    ぱき!ぱきぱき…
    卵が割れる音と一緒に振り向くとそこには、お空みたいに青い色をした体の小さなドラゴンが殻を破っていました。
    不思議なことに、このドラゴンは生まれて間もないと言うのに、自分の翼で空に飛び上がっていたのです。

    でも、すぐにドラゴンは地面へと叩きつけられてしまいました。

    悪い騎士がドラゴンの血を欲しがって、生まれたばかりのドラゴンを剣で切りつけてしまったのです。


    冒険者はすぐにドラゴンの手当てをしました。幸いにも、ドラゴンの傷は深いものではありませんでした。

    そうして駆けつけてきた竜殺しの騎士と一緒に悪い騎士を追いかけました。

    冒険者の背中には怪我をしたドラゴンがい 1132