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    メープルシロップガン

    ぜったいキレイに、なってやる(©ラーメンズ)

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    模写4回目 ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャンから『ナルシソ・アナスイ』と『ダイバーダウン』

    ①今回は自分でやってみたところ、立てた(と思う。下半身は想像)
    ②「ダイバーダウンがアナスイに巻き付いている」ということを意識した。
    ③ペン先は鉛筆の2で固定しているけど、とにかく二人いるので太い線と細い線を意識した。

    なんか…なんか行き詰っている

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    DOODLE天使の漣
    天使 平日の十四時のカフェなんて、人気のないものだ。タケルとの待ち合わせまで、時間つぶしに入っただけの漣にとって、それは都合のいいことだった。どこかの日陰でやり過ごすには暑すぎる日だった。
     心地いい雑音と、ゆったり氷の融けていくアイスティー。机の上に溜まっていく水滴を尻目に、背中の違和感が増す。漣は何度も姿勢を変えながら、じんわりと広がる痛みに眉根を顰めた。普段ならしまっているはずの羽が、窮屈そうに頭を出す。
     自身が天使であることは、タケルには隠していなかった。満月の夜にしか姿は変わらないし、日常生活に支障はない。ただ、こうして時々、背中が痛むのだ。早く人間の殻から解放されたいというように。
     人間でありつづけることを選んだのは漣自身だった。天使の母親と人間の父親の間に生まれ、父と共に暮らすことになったその時に、その運命は決められた。強い存在であることを望まれながら、人知の及ばない力が身体を襲う時、自分の存在意義がわからなくなる。漣にとって、満月とは煩わしいものだった。一種の呪いに、血を恨む。顔も知らない母親は、どうして父となど交わったのだろう。堕天する気もなかったくせに。
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