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    Lia_T_TRPG

    @Lia_T_TRPG

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    Lia_T_TRPG

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    アキシキ 雰囲気SS

    ##アキシキ

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    recommended works

    km64_lf

    DONEレノフィが膝枕してるところに晶くんが通りがかるだけのはなしです。
    謎時空。
    ふたりにとってはいつも通りだけど、側から見たら明らかにいちゃついている……というのと、
    甘えたなレノさんを書きたいという欲望をずっと持っていたので、
    すごく楽しかったです。
    膝枕をするレノックスとフィガロ 日が穏やかに照り、風がそよ吹く気持ちの良い午後。晶はキッチンへ行こうと、魔法舎の廊下を歩いていた。窓外に楽しげにはしゃぐ子どもたちの声がして、その穏やかで平和な様子に思わず笑みが浮かぶ。今日は任務がなく、訓練も午前の内に済んで、いまは各々が自由な時間を過ごしていた。
     晶は談話室の前を通りかかって、足を止めた。意外な光景に目を奪われて、思わず凝視した。
     談話室自体の様子は、穏やかな午後といった感じで変わったところはない。だが、そのソファを占有する二人組の様子が、晶にとって意外だったのだ。
     ソファを占有していたのは、フィガロとレノックスだ。彼らはふたりとも本を読んでいた。上着を脱いで、くつろいだ様子。ここまでは、意外でもない。だが、座るフィガロの腿に頭を乗せて、レノックスがソファに寝転んでいた。それが意外だった。
    2301

    komaki_etc

    DOODLE舞握
    ハートマーク 俺の家には冷蔵庫がないから、夏に遊びに行くのは嫌だ、と言われた。だから俺たちはいつもカフェで待ち合わせをする。
     カフェオレとカフェラテの違いがよくわからないなんて話をどちらかがして、どちらかが解説するのを、なんど繰り返しただろう。メニューを見ながら思いつく話は限られてて、でもラテアートのサンプル写真はどの店でも違ってて、やっぱりこれにしようって二人して選んで。異なるハート柄が運ばれてきて、小さく乾杯した。
    「冷蔵庫、買わないのか?」
    「んー、ミスターやましたんち行けばいいし……」
    「それで事足りるんだもんなあ……」
     ははは、と笑いながら口元に泡の髭をつくるミスターあくのは、店内をくるりと見渡して「いい店だな」と呟いた。仄暗いオレンジ色で照らされた隠れ家的な室内はシックなジャズがかかっていて、きらきらとした音色に観葉植物が泳いでいる。カウンター内にはアンティークのカップや皿が一面に飾られていて、曳きたてのコーヒーの香りが広がっていた。うん、いい店だね、と頷いて、俺は自分の部屋のことを思い出す。毎日蒸し暑いから洗濯が億劫で、ミスターやましたのとこにつっこんできたけど、大丈夫かな。またあとでなんか言われるかな。
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