語り供養※セヴェンクエ関連(霊長含む)や他のASキャラクエのネタバレあります。

アナデン始めた当初はスクショの撮り方ちゃんと分かってなくてセヴェンのクエ１ラストから撮り始めたので、クエ1の記憶が曖昧だったんですよね。オチの問題発言は何となく覚えていたけど。

そんなわけでリベラウェンティ1周年記念に旧スマホでもアナデン始めてセヴェンを初出逢いに選んでIDA外伝が開放される14章まで進めたんですね。初めての出逢いを選択できるのビビる。自分から運命の相手に出逢いに行けるのヤバイ…。(☆4限定だが)

ありがたいことにこちらのアカでもミナルカがテトラと共に加入してくれたので道中もボスも大変楽に進めることができました。
いやマジでどういうことなの楽過ぎるでしょ…！

束縛ラプソディ薄暗い部屋の中アッシュは啜り泣くルークの背中を摩り続けていた。
普段ならばもう泣くなと止めているところだが、今回ばかりはアッシュもルークを止める気にはなれない。
こいつは、あれほど楽しみにしていたと言うのに。

｢うぅ…どうして…！どうしてだよ…！｣
｢ルーク…｣

傍に落ちているのは修学旅行のしおり。中身はぐしゃぐしゃに破られているが表紙は無事で、弟がどんな思いで地面に叩きつけたのかを物語っている。
クラス会が終わり、帰宅してすぐ母から告げられたのは、やはり修学旅行には行かせられないという旨の内容だった。
それを受けて弾かれるように弟の部屋に向かえば、聞こえたのは紙を一枚一枚破る音。
ルークが、表情が抜け落ちたような顔でしおりを引き裂いていた。

1122の日。

｢ねぇねぇ！ なんでお母さんはお父さんと結婚したの？｣
幼年学校から帰ってくるなり、キラがカリダの足に引っ付いて聞いてきた。
｢なぁに、キラ。帰ってくるなりいきなり｣
帰って来たら手洗いとうがいでしょ？ も促すも、キラは話を優先にして離れようとしない。
｢だって学校で女の子達が話してたんだもん。今日は語呂合わせで良い夫婦の日なんだよって｣
｢あぁ、そっか。今日は11月22日だったわね｣
カレンダー見てもうそんな時期かと思わず微笑む。
｢ねぇー、なんで？｣
ぐいぐいとスカートを引っ張るキラに困った様に笑うと、目線を合わせるようにしゃがむ。
｢うーん、そうね。お母さんがお父さんの事大好きだからかしら｣