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    暁月バレ→@ss_kettle14
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    ya_rayshan

    PROGRESS萌芽のおまけ、その②
    娘たちが寝静まった後の夫婦の会話。
    多分今日中に今まで書いた小話を纏めて支部に上げられるはず………
    夜が深まり、月がとっくに中天を過ぎた頃。
     傑は上層部のゴリ押しで入れられた任務から帰ってきた。
     疲れ切った体で自室に向かえば、そこには天使の顔が三つ。どうやらうまく仲良くなれたらしい。
     寄り添って、穏やかな寝顔を晒す三人は可愛い。例え自分のベッドを占領していても。

     少し軽くなった体でそっと浴室に移動しながら、夕方届いたメールを思い出す。

    【美々子と菜々子にクソジジイが接触した。】
    【怪我はない。けど、怖い思いはさせちまった。】
    【ごめん。】

     簡素な文面から滲む後悔を汲み取れぬ傑ではない。
     あの五条悟が、不器用ながらもきちんと双子の少女の“親”になろうと藻掻いている様を知っていれば尚更に。

     熱いシャワーを被りながら、腹の底からじわじわと湧き出てくる怒りを懸命に呑み下す。

     金と権力で肥え太るばかりの老害が、懸命に生きようとする幼子と、若者の努力を踏み躙ろうとした。
     それも自身の無二の親友、最強の半身が、人であろうと足掻いた結果をだ。

     どうにも人間味の薄かった悟が、自分以外の、それも圧倒的な弱者に対して興味を持ち、あまつさえ庇護しようと行動する成長を、傑はいつ 2537

    たんごのあーる

    TRAINING5月9日はアイスクリームの日。
    あまくてとけてるヤツが書きたかった。。。
    任務完了後、寮に一番近いコンビニで降ろしてもらった2人は、迷うことなくお次々とお菓子をカゴにいれていく。チョコ、ポテトチップス、キャンディー、菓子パン。小さなカゴはあっという間にいっぱいになる。
    「なぁ、傑。アイスも買おうぜ。」
    と、ショーケースの中を覗き込む悟に、3つまでね、といい、もうひとつカゴを取って、飲み物を放り込んでいく。
    硝子に頼まれたものを含めて、流れるように会計まで済ませると、ひとつを五条に手渡した。さっそく袋の中を漁る五条に、お店出てからだよ、と言い聞かせ、もうひとつの袋と、自分用のアイスコーヒーを受け取ると、夏油も後を追ってコンビニを出た。
    五月晴れの眩しい空の下、さっそく買ったアイスを開ける五条を横目に、アイスコーヒーを口にする。
    「頼まれたもん、買ったよな?硝子怒らせるとおっかねぇから。」
    「ちゃんと買ったよ。袋、もらって分けとけばよかったかな。」
    「問題ないだろ。どうせ、傑の部屋に集まるんだし。それにしても、今日暑いな。箱のアイスも買っときゃよかった。」
    そう言いながらアイスを頬張る横顔に、任務が終わったことを実感し、遂行した安堵がようやく押し寄せる。今日の呪 972