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    gayan_prsk

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    gayan_prsk

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    プセカのルツ。自殺ネタなので注意。

    過去ジャンルの時にネタだけ出てたのでそれを転用、プセカ版に修正して書き上げました。

    #prskSS
    #類司
    RuiKasa

    悪いのは誰だあなたはまだ自殺してないから苦しくないんだよ!と、当たり前のように、ナチュラルに無言の圧力をかけてくるのが世間だ。

    人間が、時にわりと簡単に自殺できてしまうのは、自殺するに相当する理由があるのではなく、死んだという事実があって初めて、ようやく自分の苦しみに納得してもらえるからだと、僕は思う。先に来るのはあくまでも、理由ではなく事象だ。死にたい理由があるから自殺するというのも、全くの間違いでは無いと思うが。

    ただ多くの自殺のパターンは『自殺してようやく、死にたいほどの苦痛があった事を周囲に認識してもらえるから』このケースに該当するだろう。

    酷く冷たいことを言っていると思うだろうか?でも事実そうじゃないか。この世の中は、死んでないなら貴方はまだ苦しくない、と平気で、無言で宣うような世界なのだから。

    ただ、知人や友人が自死を選択して初めて、この人はこんなにも苦しんでいたのか、と気づいた経験のある人は、決して少なくないのではないだろうか。

    僕にはある。

    死を選ぶつい前日まで、いつもの眩しくて少し喧しい笑顔を振りまいていた彼は、その次の日死体となって僕の前に現れた。彼の足下には遺書があり、そこには彼が今まで必死に隠して、でも捨てられずに抱えていた苦悩が、痛々しいほどの負の感情が、これでもかという程に書き記されていた。あまりの壮絶さに、読んでいてもはや涙の1つも出なかった。そのくらい、彼は苦しんでいたのに、僕は全く気づけなかった。

    キミがそんなに人生に絶望していたなんて、僕は知らなかった。気づいてやれなかった。いつも晴れやかに笑うキミが、内にあれだけの苦しみを抱えているだなんて、想像すらしなかった。僕が演出に不安を感じているとすかさず「お前の演出は最高だ!!だから自信を持て!!」と励ましてくれていた間も、その胸の内では死にたくなる程の苦痛を抱えたままだったなんて、僕は、僕は。

    「そんな感情に対してまで、役者であってほしかったわけじゃ、なかったんだけどな……ッ!!」

    何度読んだかわからないくしゃくしゃの遺書が、落ちた涙で滲んでいく。彼の苦悩が、滲んで、ぼやけて、
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    gayan_prsk

    INFOプロフカードに書ききれなかったクソ長自己紹介です。暇な時の読み物にでもしてください。
    自己紹介■概要■

    Gayan(がやん)

    だいぶ昔に成人済です。
    一応プロセカ垢ですが、たまに他のジャンルのことや日頃のこと等も呟きます。そんなに頻度は高くないと思います。
    音ゲーリザルトやガチャリザルトもよく投稿しますが気が済んだら消します。

    後述しますが暗い話や推しを苦しめる話ばかりするので、プロセカ公式アカウントや声優さんのアカウントなど公式と関わりのある方々は事前に粗方ブロックしています。今ブロックできていない方々も見つけ次第ブロックしていきます。
    (なので公式発表の情報を知らなかったり、知るのが遅かったりします)

    バチクソ人見知りコミュ障社不なのと、お迎えリプの後に続く「呼びタメ歓迎なので!→お言葉に甘えて…〇〇って呼ぶね!→了解!改めてよろしくね!」というやり取りが死ぬほど苦手なので、このリプの流れが来そうだなーと思ったらいいねしたり「これからよろしくお願いします!」と言って会話を終わらせてしまいがちです、申し訳ありません。しかし呼びタメが嫌だとか、仲良くしたくないとかそういう訳では無いのでご安心ください。
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    第二十二回 お題:「発明」「ごく稀に俺」
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    ※イベント「スマイルオブドリーマー」のセリフネタバレが含まれます
    バサリ

    「っと、落としてしまったか。んーと…これは何のノートだ?」


    ある日の休日。
    学校もショーもお休みとなったため、脚本を書くために貯めていた資料の整理をしていた。


    その時に落ちてしまった、1冊のノート。
    忘れやすい俺は使用用途を表紙に書く事が多いのだが、このノートだけは何も書かれていなかった。

    書き忘れか、あとで書こうとして忘れたか。どちらも同じか。
    そう思いながらパラパラと流し見し、漸く気付いた。


    「ああ、これ…あの時のノートか」

    あの時、というのは。
    初めて、セカイの皆も交えて、次にやるショーの内容を決めた時。
    意見を纏めるために、わざわざ卸たてのノートを持参していったのだ。


    なんだかんだ決まる前に例のえむの事件もあったりしたため、すっかり忘れていた。


    改めて書き殴ったようなノートの内容を見ながら、あの時のことを思い出す。



    なかなか内容が決まらなくて。というか全員これがやりたい!と譲らなくって。
    そんな中でえむの元気がないって教えてもらって。

    確か、そうだ。その日の帰りに、出会ったんだ。
    えむの、兄さん達に。


    それで、彼らの言ってることに対 3301