未定 感受性が強く、繊細で、神経質。そのくせ、感情表現が不得手。元来鋭敏で不器用な性質を持つグラエムが、マフィアの一員となったのは、齢十五のことだった。
「どこにでもいる、ありふれた野郎だよ」
俺達と同じ、肥溜めでしか生きられないクズの一人だとレーガンは言った。
しかし、グラエムの性質は、この世界の人間にしてはあまりに潔白なものだとコガルドは感じていた。
<めちゃくちゃ語るよ>
↓こんなのが書きたかったよ
グラエムと出会ったときは、レーガンの言うように「俺達と同じならず者」だと思っていたコガルドだが、十数年一緒にいてようやくグラエムの性質がなんとなくわかってきた。
グラエムは一般人よりは荒っぽいし社会への適応は困難に違いない。けれど、こちら側にドロップアウトしない道もあったろうに、かわいそうなやつめ、と心にもないことを呟いて笑うコガルド。
(他の道があったかもしれないということについては、自分も同じことか、と笑うコガルド。)
おセンチに浸ることが前より増えた。俺らしくない。
みたいなのが書きたかった
コガルドは14歳、グラエムは15歳でマフィアの構成員になっていますね、構成員になる以外の未来は想像できないですが、しかし、社会からあぶれたことなどについて、思春期は関係しているのかしらと考えてしまいます。
なににせよ過去は不変で、「もしも」を考えるのは無意味だとわかっている筈のコガルド。なんというか、グラエムと共に過ごして、何か精神的な変化があったらいいなという気持ちもありました。
ちなみに英語で思春期はディフィカルト・エイジというようで,なんか良いですね。
SS本文に対して説明が長すぎる。
14歳のコガルドと12歳のグラエムが出会ってたらどうなってたかなというか、すれ違ってるところとか想像するのが最近の楽しみです(CoC関係一切無)