まいにち、まいにち
「明日も生きて行こう」
と決意することもなく
夜寝ると朝が来て
日々の営みを繰り返し
息をすること
きっと当たり前ではなくて
僕は何度でも生まれ変わる
思っていたことが思い通りにならなかった時
苦しみや悲しみの暗い闇からふと抜けた時
誰かがくれた愛に触れて自分自身を知った時
新しい命が、身体の中で目を覚ます
そうやって、そうやって
いつか訪れる終わりの日まで
失いたくないものばかりを詰め込んで
時に取りこぼしたり
落としたことに気づかなかったり
そんな命を
世界に刻み込んでいく
僕の世界に