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    @cctome1

    秋野紅玉。雑食雑多アカウントです。地雷原だから気をつけて!

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    現パロ新婚イチャイチャ。誰かが待ってる家に帰れて嬉しい夫と一緒に暮らすのが嬉しすぎて力尽きてる妻。弟たちとは同居してない時空。

    この後二人で洗濯物片付けて結局パスタ茹でて食べたしその後散々イチャイチャしたしパスタじゃお腹保たないから夜中に夫さんがもそもそ起きてなんか食べると気がついて奥様も出てきて缶詰めパーティーとか始まるし翌日寝不足。

    ##現パロ

    誰かのいる家金曜の仕事を終えて帰宅する。明日からは週末だ。
    独身の時は家など寝に帰るものだったが、なるほど家に自分以外の誰かが待っている、というのはこういうことかと感じるようになった。
    エントランスを抜け、階段を上り、鍵を開ける。
    「ただいま」
    ……。
    いつもなら、ここで妻がぱたぱたと走ってくるのだが。
    いないのだろうか。
    「買い物か?」
    上着を脱ぎながらリビングのドアを開ける。
    見回せば、ソファの上に人影が。
    「アルビナス」
    ハンガーに上着をかけ、近付くとすやすやと寝息が聞こえる。
    ローテーブルには洗濯物が畳んであり、どうやら作業を終えて力尽きた様子だ。
    普段は表情をあまり見せない顔が緩んでおり、僅かに微笑みさえ浮かべて、一体どんな夢を見ているのだろう。
    思わずこちらも口元がゆるむ。
    「おい、風邪をひくぞ」
    そっと肩に手をやれば、薄いまぶたが震えた。
    「ふぁ……?!」
    そのまま頬に唇を押し付ける。
    「?!あ、おかえりなさい……?」
    「ただいま」
    目を覚ましたのなら、とそのまま唇にも。
    「んー!」
    「どうした?」
    唇の端に垂れた涎を舌で掬うと、真っ赤になった妻が慌てて肩を押してくる。
    「ごはん、今すぐ支度しますから」
    「何か買ってくる」
    「いえ、材料ありますし」
    「疲れているのだろう?」
    「い、いえ、疲れてる訳ではないので」
    料理の前にお前が茹で上がりそうだな、と妻の顔を見る。
    「ち、ちょっと寝不足なだけで……もう充分寝ましたから!」
    「寝不足?」
    寝不足……ああ。それは。
    「あ、あの、そうじゃなくて!夜中に目が覚めると隣に、いるの、が、嬉しくて……ずっと見ちゃって……」
    かわいいことを言う。
    オレもだ、と言い掛けた言葉を飲み込んで、赤くなってあわあわする妻をぎゅっと抱きしめた。
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    Sasame

    DONE細雪んとこの獠香ちゃんさんは『浮気性』をお題に、140字でSSを書いてください。
    #shindanmaker


    原作以上の獠香ちゃん
    「香ちゃんってば、浮気性だったのね」
     あたしが持つスマホを覗き見した後、獠ちゃん悲しい……と、泣き真似をする獠に冷たい視線を向ける。
    「何言ってんの?」
    「おまぁこの前、新宿駅でナンパされてついて行こうとしてだろ?」
    「あれはナンパじゃなくて、ただ道を聞かれただけよ!」
     はぁ、と獠は息を溢して「とにかく今後男に道案内するな」と言われた。
    「あのね獠、あたしが浮気性なら今頃ここに居ないわよ!」
    「はぁ? それどう言う意味だよ?」
    「あたしが獠以外の人に興味がないから今でもここに居るんでしょ!」
     もう少しあたしを大事にしろ! と獠に向かって手元にあったクッションを投げたけど、簡単に受け止められた。
    「言ったな、じゃあお望み通りに」
     にやり、と獠が笑う。
    「えっ?」と声が出ると同時に獠の腕の中に閉じ込められた。
    「今からたぁぷり分からせてやるよ」と今度は肩に担がれ向かった先は獠の部屋。
    「ちょっ! 離してよ! 獠!!」
    「だぁめ! 香が浮気しようなんて考えないようにしないとな!」
     必死の抵抗も虚しく、翌朝、獠のベッドの上で「10%しかなかったのに……」と呟くと獠はそれさえも駄目だと 552