Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ワワフ

    らくがきなどの置き場。絵は転載禁止です。Do not repost my artworks.

    ☆quiet follow
    POIPOI 9

    ワワフ

    ☆quiet follow

    🐈擬獣人化 ベステ&🔥

    Tap to full screen (size:2136x1557).Repost is prohibited
    🐱🐱🐱👏♑🌱🅰♑😻♑🌱🅰♑💯💯💖😭🙏😭🙏💕
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    mimi_soileh

    DONEベスティワンドロ!
    お題:『勝負』
    フェイビリです!
    おおよそ1h
    草木も眠る丑三つ時、にはまだ少し早いぐらいの時間。キースが潜入捜査に駆り出されて、後を追うようにやる気満々のジュニアが出動して数日。最近は気兼ねなくクラブ通いを続けていたフェイスだが、今夜はたまには誰もいない静かな共有スペースでまったり過ごすのもいいかな、と夜遊びをだいぶ早めに切り上げてきたところだ。
    「稲妻ボーイとキースパイセンがいないなら、二人でゆっくり映画でも見ちゃう? コメディ? ホラー? それともラブロマンス?」
     タワーのエントランスで鉢合わせたビリーが、なぜかウエストの共有スペースまでついてきて、当たり前のようにくつろいでいる。面倒だし、気が済むまで放っておこうと思ったが、ジュニアが買い置きしていた冷凍食品を物色し始めたところで、これは長居する気だな、と諦めて口を開いた。
    「映画は見ないよ」
    「それならオイラとおしゃべりしよ? 深夜のボーイズトーク!」
    「面倒だからパス」
    「も~!! 一人ボッチのDJがそろそろ寂しがってるトコロかな? って俺っちなりに気をつかってあげたのにぃ!」
    「今パトロールの担当増やされて疲れてるんだよね。ほんと参っちゃう」
     むっとした顔をしたビリ 2957

    れんこん

    DONE第二回ベスティ♡ワンライ用
    フェイビリ/ビリフェイ
    お題「HELIOS∞CHANNEL」
    何度も何度も震えるスマホ、画面も何度も光って、最早充電も尽きかけてしまっている。
    鳴り止まなくなって電源ごと落としてしまうのも日常茶飯事ではあるけれど、今回は規模が違う。
    ……今朝おチビちゃんが撮ってエリチャンにアップロードした写真がバズっている。
    その写真は新しく4人の体制となったウエストセクターで撮ったもので……それだけでも話題性があるのは確かだけれど、それよりもっとややこしいことでバズってしまった。

    『フェイスくん、この首の赤いのどうしたの!?』
    『これってキスマーク……。』
    『本当に!?どこの女がこんなこと、』

    「はぁ〜……。」

    止まらない文字の洪水に、思わず元凶である自分の首を撫でさする。
    タグ付けをされたことによる拡散の通知に混じって、彼女たちからの講義の連絡も合わさって、スマホは混乱するようにひっきりなしに泣き喚いてる。
    いつもはなるべく気をつけているからこんなこと滅多にない。……ただ、昨夜共に過ごした女の子とはまだ出会ったばかり……信じて寝入っている間にやられてしまったらしい。
    今日はタワーから出るつもりがないから別にそのマークを晒していてもわざわざ突っ込んでくる 2313

    れんこん

    DONEフェイスを好きになった女の子とビリーのお話ふんわりとやわらかく閉じられた瞼のその先に、長く繊細なまつ毛がかかって、綺麗な影を作っている。整った形をした眉毛が少し緩んで、なんとなくあどけない印象。……普段はずっと大人っぽくてセクシーなのに、今は年相応の同級生の男の子の顔をしている。半開きの唇は眠っていても尚色っぽく、見ているだけでドキドキとする。
    さわやかな風がその艶やかな黒髪を撫でて、さらりと靡くのがまた彼の持つ格好良さを引き立てる。

    いつも落ち着いて読書をするために選んでいるなんてことない木陰が、今だけ王宮の一角かと錯覚してしまうくらい。その黒髪の王子様はとてもきれいに眠っていた。

    きれいなのに甘やかで可愛らしさ格好よさも全てがそこにあって、全てに目を奪われる。
    永遠に時が過ぎなければいいと初めて思った。ずっとこのまま見ていたいと。

    そう思った矢先に、重たい瞼がゆっくりと開かれて、その色っぽいピンクトルマリンの瞳が外に晒された。特徴的な下まつ毛は艶やかで、気怠げで、でも可愛らしい。
    見ていたのを気付かれないように慌てて本を目の前に持っていく。

    彼は気付いてないのか、くぁ、と小さくあくびをして立ち上がる。その所作すら高 4532

    れんこん

    DONE第3回ベスティ♡ワンドロ用
    入れ替わっちゃったお話。
    「は?」
    「あ?」

    2人同時につい口から出たのは気の抜けたような、本気で力の抜けるような、意味のない言葉。
    それだけお互いに驚いた。
    今、目の前にいるのは鏡に映ったような自分自身。この声すら、自分の身を通して聞く音と違って違和感を感じる。

    ……今日はお互いオフの日だった。
    DJはいつも通り夕方頃からふらふら起き出して夜遊びにくりだし、自分は朝っぱらから情報屋の仕事であちこち歩き回っていた。
    情報の集まる場所は遊び場が多く、必然的にDJとばったり出会す事もしばしばあった。
    たまにはクラブで怒らせてしまったおじさんたちに追いかけられている所を助けてもらったりなんだり、逆にDJが修羅場に巻き込まれているところをうまく逃したり、なんだかんだそのたびにお互い持ちつ持たれつな感じで2人で雑談でもしながら帰路につく、そんな事も結構あった。
    今日もそんな気ままな日常のひとつで、2人でだらだらと喋りながらタワーへの道を歩いていた所、突然前触れもなしに路地裏から何やら変な色の霧と共に甘い香りが漂ってきたかと思うと……この有り様。

    DJが俺で俺がDJで。
    ナニコレ、フィクションの世界?

    目の前の自分 5814

    れんこん

    DONE第4回ベスティ♡ワンドロ用
    ラジオドラマの続きみたいなフェイビリです
    ただでさえ広いエリオスタワー。
    基本的に移動はエレベーターを使うように出来ているけれど、俺から逃げて行った悪い鼠はあろうことか滅多に使われることのない非常階段の方へ走って行った。
    談話室のある階からひとつ下がるとビリーのイーストセクターのスペースがある階になる。
    ビリーは体力があるほうじゃない。無闇矢鱈に逃げ回るのは、ビリーよりもはまぁ普通の男並みの体力の俺相手だと悪手だ。
    ……つまりは早めに部屋に逃げ込んでしまおうとしているんだろう。

    「ビリー!」
    「っ、ふふ〜ん!捕まえられるなら捕まえてみなサ〜イ♡」
    「っは、何そのノリ、」

    完全にこちらを揶揄う口ぶりで、ああもうと舌打ちをする。ビリーは体力は無いけど身軽だからか、走るのは早い。
    ビリーがタン、タン、タンと小気味いい音を立てて階段を駆け降りていく音。……ああそうだ、ここなら誰もいないしちょっとだけならいいかな。
    いい具合に空間も狭いし、反響が効く。
    走るなんて面倒なことはなるべくしたくないしね。悪い鼠を袋の鼠にしてしまおう。
    ほんの少しだけ、ちょっぴりだけの能力をのせ、

    パチン

    といつものように指を弾くと、音の振動が狭い空間 3925

    れんこん

    DONE付き合う事について雑談するベスティのお話
    フェイビリフェイ?
    「ん〜♪んっふふ〜ん♪ふ〜ん♪」
    「……なんだかご機嫌だね。」

    談話室で何やらるんるんと楽しそうに大きな声で鼻歌を歌うビリー。
    手元にはいつもハニーと呼ぶ、髪色と同じようなスマホがあって、その画面を手袋をつけた細身の指が辿っていく。
    特に用事もないので、隣に座ってどうしたの、と尋ねると、ビリーはにやりと笑って特徴的な八重歯を見せつけてきた。

    「みてみてDJ〜、昨日撮ったコレが今バズってるんだヨ♡」
    「……え、何…って、昨日寄ったカフェでビリーに隠し撮りされたやつじゃん…。」
    「やっぱりDJが被写体だと反応スッゴイんだよネ〜♪」

    ビリーが見せつけて来たのは俺が頼んだドリンクをただ飲んでいるだけの写真だけれど、たしかにやたらと反応が来ている様子だった。
    ……勝手に載せるなんて、と何度か言ったけど、ビリーは聞きやしないし、実害も特段無いからまぁいいかと今回は不問にする。
    ついでに自分のスマホもチェックすると、山のような彼女からのメッセージ通知の中に、同じようにエリチャンの通知も大量に混ざっていた。

    「……あ、なんか俺のやつも一緒に伸びてる。俺のは最新のショコラドリンクを撮っただけなん 4400