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    moon_11233

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    moon_11233

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    ただの供養エッセイです。電車の中で書いているのでなにも考えていません。 こころの叫び。

    生きる気力がない話。私はもうダメかもしれません。いや、ダメなのです。
    生きる気力はありません。なぜ生きてるかと問われれば、死ぬ勇気がないからです。やりたいことや夢、憧れなんてものを全部ほっぽりだしてさっさと死んでしまいたいのですが、私のビビリな気持ちが自決する勇気をくれないのです。痛いのも苦しいのも苦手です。
    そもそもなぜダメかと言うと、きっかけは忘れましたが、友達が出来始めた頃です。当時の私はいじられキャラとして友好を確立させていました。そうすることによってなんとか、なんとか、みんなとお話が出来る私がいたからです。友達が沢山出来たことに悦びを覚え、心の痛みに気づきませんでした。
    ある日、不意につかれて泣きたくなりました。でもどうして泣きたいのか、なにひとつ分かりません。でも悲しい苦しい助けてくれ、と叫んでいました。でもなにが苦しいのかすら分かりません。
    当時は好きだった漫画のキャラクターや、仲のいい友達のいい所を真似して真似して自分の性格にしていたので、だんだん私自体がコピーの集合体のようで気持ち悪かったのです。その時に、いじりといじめの違いが分からなくなるほどいじり方も酷くなり、心はすり減っていきました。本当の私を好きでいてくれる、友達はどこにいたのでしょうか。
    そんな私もいっとう仲のいい友人がいました。その子はいつも作り笑いをするなと私に怒りましたが、私にはなんの事か分かりませんでした。それでも私は彼女を1番の親友に据え置いていましたし、私も彼女の親友でいたくてたまりませんでした。しかし、しかし、彼女は別に私のことは大切では無いのです。私より圧倒的に他の子に好きだといい、私に話しかけることはありませんでしたが、他の子に話しかけることはありました。それが妬ましく、悔しくて、悲しくて、寂しくてたまりませんでした。
    ある日、私はいつものように罵詈雑言をすれ違いざまに浴びせられ、泣く寸前までいました。でも、教室で泣くのも癪でしたし、廊下で頭を冷やしていました。そんな時です。目の前に彼女が現れました。何を言われたのかはもう覚えていませんが、いじられたことだけを覚えています。苦しくて、気づいたら私は彼女の頭をはたいていました。ほっといてくれ、も何も言えずに。
    この私が愚かだったのです。それから彼女は一切口を聞いてくれません。寂しくなりました。悔しくなりました。そうしてしばらくすると、彼女がいてくれたから和らいだ、いじられることによって摩耗しきった心が発現し、擦れていきました。
    そうして擦り切れて、自分の心の痛みに気づかなくなった頃、笑顔に戻りました。
    懸命にヘラヘラと、明るい無害な人のふりをしていました。高校に入ってもそれは変わりませんでした。高校に入ればまたいじられる日々は続きました。私の振る舞いが、変わらないからです。染み付いたそれは、私をいじられキャラたらしめたのです。
    それでも仲のいい友人ができました。心底ほっとしています。ただ、いじられた時、ふいに、この借り物の性格ばかりで、本当の本来の私はどこにいったのでしょう?
    こんな私を、私は好きでいられないのです。私はどう生きれば良いのか、どう生きたいのか、わかりません。将来の夢も「彼女」のアドバイスでした。もう、生きる糧は目先のものしか無くなってしまいました。あーあ。
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