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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    轟出、勝デクのツー出です
    取り合う二人がショッピングした後でくくんに告白します

    斯くして彼等の戦いに終止符は打たれた初めは嫉妬だった。轟と仲良い出久に爆豪が嫉妬し、出久にいつも以上に素直になれずに、当たり散らしてた時、轟が此方を見て薄らと笑った気がした。勝ち誇ったように、爆豪はその表情に苛つき、だが遅れを取っている自分に焦りを感じたのだ。
    轟はその時には、出久の信頼を得ており、良く出かけに行ったりしていたのに、爆豪はどう挽回するか悩み、一人で悩み寮で出久を見る度に、出久の為に悩むのが気に入らないが、深夜眠れなくリビングに行くと、出久がソファーに座りながらテレビを眺めていた。
    深夜のヒーロー特集を見ている出久が此方に気づき、慌て恐ろしい物を見たように、話しかけて来た。
    「あわわわ!!かっちゃん!どうしたのこんな時間に?!僕邪魔だよね!退くね!」
    爆豪は出久の隣にドカリと座り、無言でテレビを眺める。出久も爆豪の様子を見ながらも目の前を向き、テレビを眺めていた。
    暫くテレビを眺め、番組も後半に差し掛かる頃に、爆豪はポツリと呟いた。
    「デクお前轟と仲良いよな」
    出久は驚き爆豪の方を向くと、爆発は無言でテレビを眺めるが、何処か寂しそうに見えたのだ。
    「うん、色々話すよ。友人だからね」
    友人と言う言葉に爆豪は、笑うと席を立ち出久の頭を撫で出て行く。まだ自分にも可能性はあるのだと思うと、悩んでいるのが馬鹿らしくなり、今日は良く眠れる気がした。
    それから爆豪は何もすることは無いが、出久と鉢合わせると、怒鳴る事を減らし、少しずつ話すようになった。たわいも無い話だ。一言二言話し無言になり、怒鳴り頭をグシャグシャと撫で叩き帰る事を繰り返し、出久は爆豪の行動に疑問を持った頃、出久もワンフォーオールを話したこともあるのか、爆豪に好意こそは抱かないも、歩み寄ろうとしてるのかと思ったが、爆豪がそんな事が無いかと思った。
    その頃轟は、爆豪の行動を見て焦りを感じていた。幼馴染と言うポジションを余り生かせて無い勝己に、轟は愉悦感を感じ出久に接していた。毎日出久と話し、食事を一緒にし、慢心していたのだろう。爆豪が歩み寄るのに気づいていた筈なのに、大丈夫だと思って居たのだ。誤算だった、出久は爆豪にも気を許し始めていた。轟は、今迄自分が優位な位置に立っていたと錯覚していたが、今隣に並ばれる程に近くに居るのに、次の行動に映ることにした。
    「緑谷映画を見に行かないか?」
    「え、これオールマイトの人生じゃん!見たい!うん是非行こう!!」
    出久が頷いたのに、轟はチケットを渡し日にちを確認する出久が、ふと呟いた言葉に轟は戦慄する事になる。
    「あ、この日かっちゃんとショッピング行くんだった」
    その告白に轟は、隣に並んでいたと思って居た奴は、既に一歩前に居たことに驚き、焦りながらも考えろと思考を働かせる。
    「なら、爆豪も一緒で良いよな」
    「かっちゃんそこに居るから聞こうか」
    一人でソファーに座る爆豪の元に行くと、賑やかな室内に爆豪に話しかける者は居なく、三人だけの話しをするのには持ってこいだと轟は思った。
    「かっちゃん明後日のショッピングなんだけど轟くんも一緒で良いかな…………」
    出久の言葉に爆豪は爆発をし怒鳴る。隣に居る轟にも苛立ち、折角抜け出すのが追いつかれたのに断ろうと思うが、出久はこうなったら絶対揺るがないのに、嘆息を吐き呟いた。
    「わったよ……」
    勝己の言葉に出久は飛び跳ね笑うと、爆豪と轟は睨み合った。お互い邪魔をして来る者達を牽制し合う。そうだと知らず、出久は三人で出かけるのに嬉しくなり、部屋に帰ると中々眠れなく、チケットを眺めながら二人を思い浮かべる。何方も好きなのだ、選べないと気づいた時には想いが膨らみすぎて居たが、押さえつけるのにな慣れた。そんな時に爆豪から誘いがあり、轟からも誘いがあり、嬉しくなり柄にもなく喜んだ。三人で好きな人と出かけられるのに、出久の胸の中は満たされた。
    チケットを枕元に置くと、目を瞑り眠る良い夢が見れそうだ。
    当日になり、服を新調した出久は、可笑しい所は無いかと見て外に出ると、二人は既に着いており、大人っぽい格好をしているのに、自分の格好に恥ずかしくなった。
    「可愛いな緑谷」
    「はっそんな格好で俺と歩けんのか?」
    勝己の言葉はいつも通りだが、轟の言葉に嬉しくなり出久は二人に追いつくと、出久の両脇を挟むように、歩く二人に話を振るが、出久が話すのに口数の少ない轟は、無言で聞き爆豪は聞かずに無視を決め、前途多難だなと思うが、それでも聞いてくれると分かっている為に、出久は楽しく話した。
    ショッピングする内に色々周り出久も目に映る景色や物が面白く、色々寄り道してしまう。映画前に色々見ていると、兎のストラップが爆豪と轟と出久に見える物があり見つめて居ると、前に進む二人に走って追いつく。
    映画はとても感動し、謎多きオールマイトの人生を描いた物がとても良かった。遅い昼食を取り、途中二人から抜けあのストラップを見て二つ買うと、二人の元へ戻った。
    帰り道公園の前を通ると、轟と爆豪が中に入り、大きな銀杏の木の下で真面目な顔で出久を見つめる。
    風が出久と爆豪に轟の間を駆け抜け、見つめてくる視線に、逃げ出したくなるのを耐える。
    「俺は緑谷が好きだ」
    「お前は俺の隣で守られてろ」
    同時に言われた言葉に、緑谷は二人の真剣な瞳に、真面目に答えなくてはと本音を伝える。
    「僕は二人が好きだから選べない……こんな僕でも良ければ付き合いたいな…………」
    段々と小声になる出久の声に、目を合わせる二人はお互い考えている事は同じで、出久に返事を返す。
    「嬉しいよ緑谷」
    「チッ、此奴とは嫌だが仕方ねぇ……」
    出久が目の前に差し出す兎のストラップに、爆豪と轟は目を丸くし、手に取ると眺める。
    「僕に似てたから持ってて欲しくて」
    爆豪と轟はポケットを漁ると、爆豪は薄い琥珀の轟は赤と白の半分の同じ兎のストラップを出し出久に渡す。
    「持ってろ」
    「俺だと思ってくれ」
    出久は受け取ると胸に当て喜びお礼を言うと、公園を三人で出て行く。
    三人で付き合う事になった歪な関係、だが幸せな新たなスタートに出久は嬉しさに満ち、轟と爆豪は嫉妬と出久の為だが悪くないと思うのだった。
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    AKtyan5560

    DOODLE桜くんがストーカー被害に合う話です。それを皆で解決し、次いでに男を酷い目に合わせます。

    ※ストーカーモブが出ます
    ※モブが罵倒します
    ※モブが癖強めです
    ※蘇の愛が重いです
    ※愛されメインに見えますがすおさくです
    その後ストーカーは海の藻屑と化した風鈴高校にも慣れて、まこち町の桜の見た目を忌み嫌わ無い普通とは違う、桜を受け入れられた生活にも桜自身も少々慣れて来た。何時もの日常が流れ、国崩大火の争いも終わり、慌ただしい日常も落ち着いて来たこの頃、桜は平和な日常を過ごしていた。
    学校も終わり、見回りも入って居なかった為何時もの四人と遊び桐生や柘浦と別れ、楡井と蘇芳に自宅に送られた桜は玄関を開け閉めようとする時に、カタンと音が鳴り手紙がポストに入って居るのに気づく。
    桜のポストに基本手紙が来る事は無い。家賃の催促は家族の方に行き、電気やガス代等も同様だ。通販等も使わない為桜のポストに何かが入る事は皆無である。だからこそまこち町に来てから抱く事が無かった警戒心が働く。ポストを開けると、何かの手紙が入り内容は桜が好きだ、何時も見てる愛しているや風呂に入った時間や、寝た時間、食事をした時間等が書かれており唯一学校の事だけは無かった事に、強く安心し気が抜ける。桜にとって学校は気を許せる仲間がいて安全地帯である為に、彼等に何かをされた場合殴りに乗り込む自信がある。学校迄内容が及んで無い事に安堵した桜は、他にも何かが入っている事に気づき中身を取り出すと、桜の写真が数枚入っていた。友人と遊ぶ所、さぼてんのカレーパンを頬張る写真、仲間に揶揄われ顔を赤くする姿全てが隠し撮りであった。
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