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    はるまきの中身

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    はるまきの中身

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    はじめて小説とか描いた。創作漫画は無理だったので小説にしました。読みにくかったらメンゴ。長いしカオス。

    創作漫画(1の世界)1話この世界はCyエネルギーの発見によって大きく進歩した。Cyとは人間の体の中に補充することが出来るエネルギーだ。このエネルギーを使うことで例えば、怪我をした時、そのエネルギーを使って血液や細胞を回復させ、早い修復を行える。しかも最近は建物や乗り物にも活用させることでまるでアニメに出てくるようなサイバーパンクな街が完成してきていた。だが最近はおかしい。建物に使用していたエネルギーが弱まっていてビルが崩れて人が巻き込まれるなどが発生していた。このオレ、ライアはその調査をしていた。まぁ高収入バイトだったからだ。
    「兄者、ここの村もダメですよ」
    砂のように粉々になったビルの残骸を手に乗せて呟くのは俺の弟、ランクだった。
    ランクとは親の関係で生き別れになっていた兄弟。俺の宝物だ。
    今日も安全なところは見つからなかった…ガッカリしながらもビルの残骸によって砂漠のようになった道をとぼとぼ歩く始末だ。
    ーーーーーー
    「1の世界、もう必要ないのでは?」
    「オナジススミカタヲスルセカイナドモウイラナイデショウ」
    「ではゼロの世界を残して1の世界を消してこい███。」
    「ギョイ。」
    ーーーーーー
    家に帰る途中。
    「宇宙人だ!」「怪物だ!」
    騒がしいなぁ…何事だよ…
    オレはふと顔を上げてみた
    アレを見た時オレは動けなくなった
    腕がたくさん生えてて羽が生えてて、輪っか?が頭の上に浮いてる。まるで神話に出てきそうな神様だった。
    「フルクサイマチダナ…イッシュンデハイジョデキソウダ」
    何をブツブツいってるんだ。
    「兄者…あれ、なんなんですか…?!」
    「俺に聞くな…分からないよ」
    「兄者…あいつからすごい圧力を感じますよ?!テロか戦争か何がでは?!だとしたら勝てませんよね…?!」
    「落ち着け、イベントかもしれないぞ子供臭い。」
    イベント。という予想は一瞬で砕けた。
    その化け物はビルをチョンとつつくだけで粉々にして見せた。
    ビルの残骸が降り注いだ。数人がビルの残骸に潰された。何も分からず走った、逃げた。
    「兄者!」
    振り返る、ランクが転けた。やばい
    「兄者!俺のことはいい!先に逃げてください!」
    何を言ってるんだ。助けるに決まってるだろ。
    その瞬間、なぞの化け物がランクに近づいている。
    「あっ…」
    体が強ばって動かない。死ぬ。
    グシャッッ
    化け物が鳥のような足でランクを踏み潰した
    「え…???」
    これは夢なのか?
    血まみれの足を持ち上げて化け物はこういう。
    「オマエラハ神ニミステラレタ。オマエラハ放棄サセテモラウ。」
    10秒くらい理解が追いつかなかった。でも弟が踏み潰されたんだと理解するとランクに駆け寄った。駆け寄ろうとした。
    吹き飛ばされた。痛い。
    とっさに自分のネックレスに目がいった。
    幼い頃、誰かに渡された。
    「厄災が襲いかかった時飲むこと。」
    小さい、小指くらいの大きさのボトルに入った黒い液体。蓋を開けて一気に飲む。何をやってるんだ?こんな事をやってる暇があったら弟を担いで逃げなければ行けないんじゃないか?どっちみちオレは死ぬのか?死ぬ時苦しいよな?ネガティブな感情がオレを襲う。
    あれ?
    目から黒い液体が出ている。
    胸に黒い穴?が空いてる
    体がおかしい。何?オレが長年大切に持っていたこの液体はなんだった?騙されたのか。自殺する薬か何かか。楽に死ねるように?要らないおせっかいだな。視界が暗くなっていき死を感じた。
    (次回へ続く)
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