コノチャ たまには良いよ あらすじ……休暇中、自宅に届いてた段ボールの開封式とお手伝いを頼んでたらうっかりやらかした。
ダリダ「……コレ、なんですか?」
アレクセイ「チャイナドレス、です」
ダリダ「でしょうね。生地と刺繍が同じ色ってオシャレだな〜。ミルキーホワイト……?へぇ……。胸元に満月と開花した蓮でぇ……スリットに沿って足元までたっぷり入ってるからなんだかこの花が流れてるみたいに見えますね。かなり近づかないと分かんないけど」
アレクセイ「……」
ダリダ「もしかして、これオーダーしました?」
アレクセイ「うん」
ダリダ「……今月、何着買ったか分かってます?」
アレクセイ「5着」
ダリダ「そう、4ちゃ……5?」
アレクセイ「月末にメイド服が届く」
ダリダ「ばか!」
アレクセイ「定番のクラシカルタイプなんだがシルエットが素敵でね……流行りの丈も捨てがたいが……っいた!」
ダリダ「俺のため?に服買うなって何回言ったら分かるんですか!?いや俺のためってのも意味分かんないわ!もう!!」
アレクセイ「コレを着たダリダは可愛いだろうなぁって考えたら手が止まらなくて……。大丈夫、着せたいわけじゃないから」
ダリダ「でしょうね!!まだ俺に知られてない服めっちゃあるでしょ!」
アレクセイ「……いやぁ、偉い方の大演説と別の偉い方による大演説返し及びプチ乱闘を諌めてたストレスがね……プラントでの会議も考えものだよまったく」
ダリダ「またそうやってはぐらかす!」
あんまりにもアレだから、このあとちゃんと着てあげた。