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    MenthoKATOU

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    【針×磁石】エアーマン型のそこは性感帯であると二次創作で履修しました

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    MenthoKATOU

    MOURNINGぱなみさんとネーム交換させてもらった汽車星のおはなしの、そのまた前身のおはなしです。ネームにはここまで描いて放ってあり、それを文字起こししたものになります。
    タイトルはぱなみさんが漫画本文内で素敵な解釈をして下さってたのでお借りした概念です
    星のかけらを食うロボットの話 水で満たされたピッチャーとカラフルな英字に彩られた箱が机の上に乱暴に置かれた。
    ガラガラと箱の中身が白いスープボウルの中に注がれる。いくつもの黒い石の塊がボウルの中で山盛りになる。
    赤い機体はそれをスプーンですくって口に運んだ。ボリボリ、ゴリゴリと、石を食んでいるとしか云えない硬質な咀嚼音が響く。
    ひとさじ、ふたさじ。三さじ目を頬張りながら赤い機体――チャージマンはピッチャーを呷り、中身をぐびりぐびりと半分ほども飲み干した。

     この食事風景を眺めていた者たちがいる。同じくエネルギー補給を行っていたチャージマンの兄弟機、総勢七名である。
    彼らのエネルギー補給はチャージマンとは違い、ロボットに必要なエネルギーが濃縮されたE缶を啜ればそれでおしまいだった。だから彼らにとって、大量の石炭と水を腹の中に詰め込むチャージマンの「食事」は一種異様な光景に……云ってしまえば、動物園のゾウが大量の干し草を食べるところを眺めるのに似ていた。
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