AIのべりすと「サメちゃん」
モストロのバイトに入って数ヶ月、キッチンの仕事にも慣れてきた頃
帰り際フロイド先輩に声を掛けられた。
「明後日シフト入ってる?」
「はい・・?入ってますけど」
「じゃあこの日は俺に着いてきて」そう言って渡されたメモには時間と場所が書かれていた。
なんだろ・・・?なんかの取引とかかな・・・? その日を楽しみにして私は眠りについた。
そして当日、指定された時間にオクタヴィネル寮へ足を運ぶ。
いつも通り寮内に入り談話室に行くと既にアズール先輩が居た。
「ああ、監督生さん来ましたね。こちらです」
「はい!」
案内された部屋に入るとそこにはジェイド先輩とフロイド先輩がいた。
「小エビちゃんお疲れぇ~」今日からよろしくねぇ〜」
「えっ!?私何かするんですか!?」
「いえ、特に何もありませんよ。ただ僕達と一緒に食事をして頂くだけです」
「そーだよぉ〜、美味しいもん食べれるだけだから安心しなよぉ〜」
「はぁ・・・」
食事だけならまあいいかと思い席に着く。すると目の前に料理が置かれた。
「これは僕からのサービスです」
「ありがとうございます!いただきます!」
「うんめぇ〜!!これ何ですか!?すごく美味しいです!!」
「ふふ、気に入っていただけて良かったです」
「小エビちゃんそんな急いで食べると喉詰まるよ〜」
「んぐぅっ!!!げほっごほごほ」
「大丈夫ですか?はい、水ですよ」
「う"ん"」
なんとか水を飲んで一息つく。
「あの、それで結局この集まりは何なんでしょうか?」
「それはですね・・・あなたに僕の悩みを聞いて欲しいんですよ」
「・・・はい?」
「実は最近悩んでましてね・・・。誰かに相談したいと思っていたのですが周りには信用出来る人がいなかったもので。そこで同じ部活で仲の良いあなたの事を思い出したわけです」
「でもどうして私なんですか?」
「だってぇ〜小エビちゃんラウンジの事詳しいじゃん。だから適任だと思ってさぁ」
「そう言う事でしたら是非相談に乗りたいんですけど・・・対価ってあるんですか?」
「もちろんありますとも!まずはこの契約書にサインをして下さい」
差し出された書類を見ると『悩み解決に協力する代わりに今後モストロのメニューを全て無料で提供する事』と書かれている。
どうやらタダ食いさせて貰えるらしい。ラッキー!
「分かりました!引き受けます!」
こうして私の悩み相談生活が始まった。
翌日、早速食堂でご飯を食べているとトレイ先輩に声をかけられた。
「よう監督生。お前も今から昼飯か?」
「はい。そうなんです」
「ちょうどいい、一緒に食わないか?リドルとケイトはまだ来てないんだ」
「良いんですか!?やった!」
席につき二人で昼食を食べる。
「ところで悩み相談ってどんな内容なんだ?」
「それが分からないんですよね。まだ聞いてないので」
「へえ、珍しいな。アズールが監督生を頼るなんて」
「そうなんですか?ちょっと意外かも」
「あいつは自分で何でも出来てしまうからな。人に頼む事は滅多に無いんだよ」
「へえ〜、やっぱり凄いんですね」
それからしばらく雑談をしていると二人が現れた。