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    rennrenn214

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    rennrenn214

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    それはそれとして睡かんはみたい。はめどりもみたい。。

    ・🍓が高校卒業するタイミングで告白したタイプのカヨ月。同じ大学に通ってるし合鍵持ってる。
    ・攻めが自慰をしている。解釈違いがあるかもしれん。注意


    前略。彼氏の自慰行為に遭遇してしまった。
    時間が止まったみたいな気まずい空間に烏丸のスマホから女性の喘ぎ声が聞こえてくる。
    そして思ったことをそのまま吐き出した
    「いや、俺がいるのになんでAVで抜いてんの」
    恋愛に関して俺はどのつく初心者だが、これは当然の疑問ではないだろうか。
    なぜ彼氏がいるのに自慰行為をしているのか。いや自慰行為に問題があるのではなく見ているものが気にかかるのだが。
    俺と烏丸はもう何度か身体を重ねているけど、それではダメだったのか?
    たしかになんかいつも烏丸真顔だし、ちょっと怖いし、俺だけ、その...気持ちよかっただけで烏丸は全く満足してなかったとか???
    「か、烏丸...俺ってそんな...いや女の子に比べたらそうかもしれないけど...」
    居た堪れなくなってその場にしゃがみ込んでしまった。無理だ。あまりにも残酷すぎる。というかその手のことで後輩の方が余裕があって俺はいつも一杯一杯なのにムカついてきた...。
    「..........なんでもない、続けていいよ...」
    「いや、無理だろ。萎えたし」
    「あっそ....」
    また気まずい時間が流れる。...俺何しにきたんだっけ...あぁ、そうだ。最近寝不足が続いてるから烏丸のベッドで寝たくてきたんだった...。なんか安心するんだよな...いっぱい烏丸の匂いがして、烏丸に抱きしめられて寝てるみたいで落ち着くっていうか...
    いや、現実逃避してる場合じゃないんだけど
    「烏丸....」
    「なに」
    「なんで俺がいるのに一人でしてたの」
    「いや、なんでって」
    もうここまできたらいっそ、『お前とのセックス気持ちよくないから』くらいズバッと言ってもらった方がいい...あぁ...どうやったら上手くなるんだろう...
    「俺じゃ物足りなかったってことでしょ...」
    「お前が足りないんじゃなくて...いや、お前全然性欲ないだろ」
    「.....性欲?」
    確かに少ない方だとは思うけど他人の性欲がどのくらいかわかんないからこれが普通かもしれない。別に月一でも足りてる。
    「俺のペースでセックスしてたらお前がついてこれないだろ。だから抜いてた」
    「烏丸のペース........????って...?」
    「週3とか」
    「しゅ、しゅうさん...???」
    「あとお前体力ないからすぐばてるし、ほんとはもっとしたい。」
    「えっ...」
    まさかここまで性欲に差が出ているとは。というかそんなに俺で興奮できるのか?いや欲を満たしたいだけで俺であろうがなかろうが関係ないのかもしれないが....
    「オカズだってお前が出てるAVなんかないんだから自然とこうなるだろ。」
    「な、なん...っ!!」
    そういえばこの前酔った先輩が最近AV見るとき好きな子に置き換えて見てるとかなんとか高度なことを言っていたが、烏丸もそう言うことをするんだろうか。いや俺は男だから女の子と置き換えるのは無理か。でももし烏丸がAVの女優さんを俺に置き換えて妄想してたならおもしろいな。それはそれでモヤモヤしてきた。わざわざ妄想しなくても本物がいるのに
    「俺は...俺は烏丸がしたいようにしてもらっても、いい、んだけど...」
    付き合ってるんだし、惚れた弱みじゃないけど、いつも美味しいご飯食べさせてくれたり合鍵まで渡してくれた可愛い彼氏のためなら何かお願いくらい聞いてあげたい。烏丸がしたいなら、俺は
    「いや、お前...ほんとにいいのかよ...」
    「俺は烏丸がしたいなら、いいよ。...だから俺がいるのにAVで抜くのやめてよ」
    「.......わかった」
    了承を得て満足した俺は本来の目的である烏丸のベッドに寝転がった。ギジリと軋む音がして目の前いっぱいに烏丸の顔があった。キスするの好きだな、安心する。寝不足にとても効くというか...
    「ん、っ...ぁ....ねむ..」
    「.....?おい!起きろ!」
    烏丸がなんか言ってる気がするけど睡魔に負けてそのまま意識が無くなった。

    朝起きたらいつもと違う天井だった。
    そう言えば昨日は烏丸のとこに寝に来たんだった。
    うん、やっぱりよく眠れる。久しぶりに朝まで熟睡した感じがある。
    寝返りを打つと着替えて朝食の最後の一口を済ませている烏丸がいた。
    「......起きたか」
    「おはよ、今日一限だっけ」
    俺が小さくあくびをしてから伸びをすると烏丸は荷物を持って部屋から出て行こうとしていた。
    まぁ合鍵あるしな。勝手に好きな時に帰れってことだろ。俺は今日昼からだしまだゆっくりしよ
    「おい」
    「なに」
    「夜抱くから」
    「は、はぁ!?」
    「昨日の夜のぶん。逃げんなよ」
    それだけ言うとぷんぷん怒りながら出ていってしまった。
    この日はあいつが予告なんかするからソワソワして一日落ち着かなかった
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