海塩のソルティココア(一部抜粋)　マスターの厚意に甘えて、今晩はカフェに泊らせてもらうことにした。マスターお手製のクリームシチューを夕食にいただき、少し食休みを挟んでゆっくりと湯船に浸かり疲れを癒す。至れり尽くせりだ。
「ただいま～、お風呂いただいたね」
「おかえりなさい、おひいさん……あ」
ジュンが時折使うというバスローブを借り、タオルで髪を拭きながらリビングに戻った日和を見て、ソファで寛ぐジュンはなにやら嬉しそうにはにかんだ。うん？　と日和が首を傾げると、ジュンが自らの頭を指さしながら口を開く。
「おひいさん、人魚みてぇ」
「あぁ、ひょっとして髪が濡れているから？　そんなこと言われたのは初めてだね」
　確かに上半身の見た目は頭のヒレ以外にはそう変わらないので、バスローブの合わせの隙間から素肌が覗く今は余計にそう見えるのだろうが、なかなか新鮮な感想だ。ここでは他に人魚を見かけることも無いので懐かしさもあるのだろう。前かがみになって顔を近づけてやると、ジュンは嬉々として髪に触れてくる。

【零凛r】魔栗爱语（上）假期快乐，上饭，杀手零×混血魔栗，非兄弟设定，好像没什么需要特别说明的，这篇是上篇，9.8k字剧情＋车。🚫禁止二传🚫

————————————

凛月不记得自己是第几次捕猎失败了。

这次情况更是危险，对方似乎是发现了他的身份，很快警觉起来，幸亏好友鸣上岚看他失败太多次，实在不放心，把有自己魔力的信物留给他，让他遇到危险时向自己求救。等鸣上岚赶到时，那个人类都快要把刀尖抵到凛月脖子上了，他施了个迷惑术放倒了那人，带走了已经吓呆住的凛月。

“小凛月你有没有好一点？”鸣上岚看着一脸看空魔生表情的凛月缩在床上嘬着从家里带来的血包。

看起来一点也不好的凛月点了点头算是回应鸣上岚。

“干脆用我的能力帮小凛月魅惑几个精壮的男人过来让你吃个饱吧？不然也太可怜了～”鸣上岚托着他漂亮的脸蛋思考。