明日何があるのか、わからないまま僕は勉強が手につかず、いかに今日一日を乗り越えていくかしか考えていなかった。
目の前のブロリーその隣の悟天は、いつあんなに仲良くなったのかってくらいお茶を飲みながら会話している。
「どうしてこうなった」
「わかる」
後で話を未来の僕から聞くと、
ひとりで寝ていた悟天がトイレに行く途中で空を見上げている寂しそうなブロリーを見つけて、そばで一緒に座って見ていたら、間に合わなくなって。
着替えてベッドに行く前にうとうとして、膝の上で寝てしまったらしく。
「朝起きてびっくりした。ソファーで二人で寝ていたから。悟天の安心した顔を見たらさすがに怒れなかった。」
「それから、仲がいいんだ。」
「昨日、原っぱでのことががあるから、今日は。」
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