紫陽花が咲く
山沿いの日陰なため、ほかのところより紫陽花が中々咲かないと毎日毎日原っぱ近くの水辺に通う悟天とスライムたち。
一緒にいるはずの未来悟飯は、今日は父親悟空と農作業中。
護衛はスライムたちのみだけど、悟天はちょっと膨らんだ紫陽花を眺めている。
緑色がぷっくりとして、
「あ、きづかなかった〜。」
咲きそうにない場所に、ピンク色の花弁がつきはじめている。
「さいてきたのかな?」
気持ちワクワクの悟天とスライムたち。
「父さん、そろそろ様子だけでも見に行ってみてもいいですか?」
「おう、悟天はまだでぇ丈夫だ。そのそばでコロコロがいるだろ?」
「飯コロです。ピッコロさんの分身の••••いても、心配だから。俺、様子見てきます。」
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